【2026年最新版】使用可能なメモリが少ない・表示がおかしい時の原因と対処法【Windows 11/10対応】

Windowsトラブル

2026年最新版:Windows 11 24H2でも手順は同じです。

Windowsで使用可能なメモリが実際より少なく表示される、またはメモリを増設したのに認識されない——この記事ではその原因と5つの対処法をわかりやすく解説します。PCのパーツ交換サポートを多数行ってきた筆者が、実際の現場で効果があった手順を順番に紹介します。

使用可能なメモリが少ない・表示がおかしい主な原因

「使用可能なメモリ」が少なく表示される原因は大きく分けて2種類あります。

  • ハードウェア的な原因:メモリの差し込み不良、互換性の問題、BIOSが認識していない
  • ソフトウェア的な原因:Windowsの仮想メモリ設定、システム予約領域の設定ミス

まずはタスクマネージャーで現在の認識状況を確認してから、原因に合った対処法を試しましょう。

【確認①】タスクマネージャーでメモリの認識状況を確認する

最初にパソコンがメモリを正しく認識しているかを確認します。

  1. キーボードの Ctrl+Shift+Esc を同時に押してタスクマネージャーを開く
  2. 「パフォーマンス」タブをクリック
  3. 左側の「メモリ」を選択
  4. 右上に表示される数値(例:8.0 GB)が実際に取り付けているメモリ容量と一致しているか確認

ここで表示されている数値が、取り付けているメモリの合計より少ない場合は、次の対処法を順番に試してください。

【対処①】メモリを差し直して接触不良を解消する

最も多い原因が「接触不良」です。メモリがスロットに完全に刺さっていない状態だと、パソコンが認識しません。

  1. パソコンの電源を完全に切り、電源ケーブルを抜く
  2. 静電気防止のため金属部分に触れてから作業する
  3. メモリをスロットから取り外す(両端のツメを開く)
  4. メモリの金属端子部分をやわらかい布で軽く拭く(または接点復活剤を使用)
  5. カチッと音がするまでしっかりと差し直す
  6. パソコンを起動してタスクマネージャーで再確認

この手順だけで改善するケースが非常に多いです。接点復活剤(KURE CRC 接点復活剤など)を使うとさらに効果的です。

【対処②】BIOSでメモリの認識状況を確認する

Windowsが起動する前の段階(BIOS)でメモリが認識されているか確認します。BIOSで認識されていればWindowsの設定の問題、認識されていなければハードウェアの問題です。

  1. パソコンを再起動し、起動直後に Delete キーまたは F2 キーを連打してBIOSを開く(メーカーによってキーが異なる)
  2. BIOSの画面で「Memory」や「System Information」などの項目を確認
  3. 取り付けているメモリの合計容量が表示されているか確認

BIOSでも容量が少ない場合は、メモリの初期不良・互換性の問題・スロット自体の故障が考えられます。

【対処③】仮想メモリの設定を確認・最適化する

Windowsには「仮想メモリ(ページファイル)」という機能があり、設定によっては使用可能なメモリ量に影響することがあります。

  1. スタートメニューで「システムの詳細設定」と検索して開く
  2. 「詳細設定」タブ →「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリック
  3. 「詳細設定」タブ →「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリック
  4. 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」にチェックを入れる
  5. 「OK」→ パソコンを再起動

【対処④】増設メモリの互換性を確認する

メモリには「DDR4」「DDR5」などの規格と、動作周波数(例:3200MHz)の仕様があります。パソコンのマザーボードが対応していない規格のメモリを取り付けると、正常に認識されません。

互換性の確認方法は以下のとおりです。

  • パソコンのマニュアルまたはメーカーの公式サイトで対応メモリ規格を確認する
  • すでに取り付けているメモリと同じメーカー・規格・容量のものを選ぶ(デュアルチャンネル時は特に重要)
  • DDR5メモリの場合、BIOS/UEFIでXMP 3.0またはEXPOを有効にしないと定格より低い速度で動作することがある
  • 確認ツール「CPU-Z」を使って現在のメモリ規格を調べる

メモリ規格の詳しい調べ方はこちらの記事で解説しています。

まとめ:使用可能なメモリが少ない時のチェック順序

使用可能なメモリが少ない・正しく表示されない場合は、以下の順番で確認・対処するのがおすすめです。

  1. タスクマネージャーで現在の認識状況を確認
  2. メモリを差し直して接触不良を解消
  3. BIOS/UEFIで認識されているか確認
  4. 仮想メモリの設定を見直す
  5. メモリの互換性(規格・容量)を確認

多くの場合、メモリの差し直しだけで解決します。それでも改善しない場合はメモリ自体の初期不良やスロットの故障が考えられるため、メーカーサポートへの相談も検討してみてください。

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よくある質問

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使用可能なメモリが少なく表示される主な原因は何ですか?

主に「ハードウェア的な原因」(メモリの接触不良・互換性の問題・BIOSが認識していない)と「ソフトウェア的な原因」(Windowsの仮想メモリ設定・システム予約領域の設定ミス)の2種類があります。

メモリを増設したのに認識されない場合、最初に何をすればよいですか?

まずメモリをスロットから取り外し、金属端子部分を軽く拭いてからカチッと音がするまでしっかり差し直してください。接触不良が最も多い原因で、これだけで改善するケースが多いです。

BIOSでもメモリが少なく表示される場合はどうすればよいですか?

BIOSでも容量が少ない場合は、メモリの初期不良・互換性の問題・マザーボードのスロット故障が考えられます。メーカーサポートへの相談を検討してください。

仮想メモリの設定を変更するとメモリ認識に影響しますか?

はい、仮想メモリの設定が原因で使用可能なメモリ量が制限されることがあります。「システムの詳細設定」→「パフォーマンス設定」→「仮想メモリの変更」で「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」にチェックを入れて再起動すると改善する場合があります。

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