「インストールしたばかりのアプリがスタートメニューに出てこない」「アンインストールしたのに、アプリの名前がまだ残っている」
そんな症状でお困りではないでしょうか。
2026年5月のWindows 11アップデート「KB5089549」の適用前後から、スタートメニューの「すべてのアプリ」一覧が正しく更新されないという問題が多数報告されています。マイクロソフトもこの不具合を公式に認めており、この記事では原因と対処法をわかりやすく解説します。
目次
- スタートメニューでどんな問題が起きているの?
- なぜこの不具合が起きるのか
- すぐに試せる!かんたんな対処法
- それでも直らない場合|スタートメニューのプロセスを再起動する
- 根本的に解決したい場合|Windowsをアップデートする
- まとめ
スタートメニューでどんな問題が起きているの?
今回報告されている不具合は、主に次の2種類です。
アプリをインストールしても一覧に出てこない
新しいアプリをインストールしたにもかかわらず、スタートメニューの「すべてのアプリ」を開いても一覧に表示されない症状です。アプリ自体は正常にインストールされており、デスクトップにショートカットを作れば使えますが、スタートメニューからは見つからない状態になります。
アンインストールしたアプリが残り続ける
アプリを削除したのに、スタートメニューの「すべてのアプリ」にまだ表示され続けるという症状です。クリックすると「このアプリはインストールされていません」といったエラーになることがほとんどです。
どちらの症状も、アプリが壊れているわけではなく、スタートメニューがアプリの情報を正しく読み込めていない状態です。
なぜこの不具合が起きるのか
Windowsのスタートメニューは、「StartMenuExperienceHost(スタートメニューエクスペリエンスホスト)」という専用プログラムが担当しています。このプログラムが、インストール・アンインストールされたアプリの情報を読み込んで一覧に表示しています。
今回の不具合は、KB5089549(または前後のアップデート)の適用により、このプログラムがアプリ情報の変更をリアルタイムで検知できなくなってしまうことが原因とみられています。
アプリ自体は正常に操作できますが、スタートメニューだけが古い情報を表示し続けるという状態になります。
マイクロソフトは2026年2月25日に配信したプレビューアップデート(KB5077241)でこの問題を修正しましたが、5月時点でもまだ発生するケースが報告されています。
すぐに試せる!かんたんな対処法
パソコンを再起動する
最もかんたんな方法です。再起動するとスタートメニューのプログラムも再起動され、アプリの情報が更新されます。
- 開いているファイルやアプリを保存・終了する
- スタートメニューから「再起動」を選択する
- 再起動後にスタートメニューを確認する
多くの場合、これだけで解決します。
サインアウト・サインインを試す
再起動ほどではありませんが、Windowsからサインアウトして再びサインインすることでもスタートメニューの情報が更新されます。再起動する時間がない場合はこちらをお試しください。
- スタートメニューを開き、左下のアカウントアイコンをクリックする
- 「サインアウト」を選択する
- サインイン画面でパスワードやPINを入力して再ログインする
それでも直らない場合|スタートメニューのプロセスを再起動する
再起動やサインアウトで改善しない場合は、スタートメニューを担当するプログラムだけを再起動することができます。パソコン全体を再起動する必要がないため、作業中のファイルを閉じずに実行できます。
- タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択する(または
Ctrl+Shift+Escキーで開く) - 「詳細」タブをクリックする
- プロセスの一覧から「StartMenuExperienceHost.exe」を探す
- 右クリックして「タスクの終了」を選択する
- 確認ダイアログが出たら「プロセスの終了」をクリックする
- 数秒後にスタートメニューのプログラムが自動的に再起動する
- スタートメニューを開いて改善されているか確認する
⚠️ タスクを終了した直後は一時的にスタートメニューが使えなくなりますが、数秒で自動的に復旧します。
または、「エクスプローラーの再起動」でも同様の効果が得られる場合があります。
- タスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブで「Windowsエクスプローラー」を右クリックする
- 「再起動」を選択する
根本的に解決したい場合|Windowsをアップデートする
マイクロソフトは2026年2月のアップデート(KB5077241)でこの問題の修正を行っています。もし修正が適用されていない場合は、Windows Updateを実行して最新の状態にすることで、問題が根本的に解消される可能性があります。
- スタートメニューを開き、「設定」をクリックする
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新プログラムの確認」をクリックする
- 利用可能な更新プログラムがあればインストールする
- 再起動後にスタートメニューを確認する
ただし、KB5089549(2026年5月アップデート)を適用した後でもこの症状が出ているという報告があります。その場合は、上記のプロセス再起動の方法を試しながら、マイクロソフトからの追加修正を待つのが現実的な対応です。
まとめ
Windows 11のスタートメニューにアプリが表示されない・消えないという不具合は、スタートメニューを担当するプログラムがアプリ情報を正しく読み込めていないことが原因です。
- まずやること:パソコンを再起動する、またはサインアウト→サインインを行う
- それでも直らない場合:タスクマネージャーから「StartMenuExperienceHost.exe」を終了して再起動させる
- 根本解決のために:Windows Updateで最新の状態にする
スタートメニューが使いにくいと毎日の操作に支障が出ます。まずは再起動から試してみてください。マイクロソフトも継続的に修正アップデートを配信していますので、Windowsを最新に保つことも大切です。
参考情報:Microsoft Learn Windows 11既知の問題ページ、ASCII.jp、ニッチなPCゲーマーの環境構築Z


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