Dellのパソコンで突然ブルースクリーン(BSOD)が表示されて再起動を繰り返すという症状で困っていませんか?
この症状は2026年5月ごろから急増しており、原因はWindowsのアップデートではありません。Dellが提供する「Dell SupportAssist Remediation(サポートアシスト リメディエーション)」というソフトウェアのバージョン5.5.16.0に不具合があることがわかっています。Dell公式もこの問題を認めており、現時点では「アンインストールを推奨する」と案内しています。
この記事では、ブルースクリーンが繰り返し発生する原因と、2つの対処法(サービスの無効化・アンインストール)を手順つきでわかりやすく解説します。パソコンが起動できない場合のセーフモードでの対処法もあわせてご紹介します。
まず確認!自分のパソコンが該当するか確認する方法
この不具合は、DellやAlienwareのパソコンに搭載されている「Dell SupportAssist」(デルサポートアシスト)というソフトのバージョン5.5.16.0(2026年4月30日リリース)が原因です。
ブルースクリーンに表示されるエラーコードは「CRITICAL_PROCESS_DIED(0xEF)」で、約30分おきに発生するという報告が多数寄せられています。XPS 15・XPS 16・Alienwareシリーズなど、幅広いDell製品で確認されています。
まずは、ご自身のパソコンにSupportAssistがインストールされているか確認してみましょう。
1.キーボードのWindowsキー(田マーク)+ I キーを同時に押して「設定」を開きます。
2.左のメニューから「アプリ」をクリックします。
3.右側の「インストールされているアプリ」をクリックします。
4.一覧の中に「Dell SupportAssist」または「Alienware SupportAssist」という名前のアプリがあれば、今回の不具合の影響を受けている可能性があります。
なぜDell SupportAssistがブルースクリーンを引き起こすの?
「SupportAssist」はDellのパソコンに最初からインストールされているサポートツールです。ドライバーの更新・故障診断・システムの修復などを自動でおこなうソフトで、バックグラウンド(画面には見えないところ)で常に動き続けています。
問題は、2026年4月30日に配信されたバージョン5.5.16.0のアップデートにバグが含まれており、Windowsの重要なプロセスと干渉してしまうことです。その結果、Windowsが「重大なエラーが起きた」と判断してパソコンを強制的に再起動させます。これが繰り返されるブルースクリーンの正体です。
Dellはこの問題を公式に認めており、「バージョン5.5.16.0のDell SupportAssist RemediationサービスまたはAlienware SupportAssist Remediationサービスがブルースクリーンを引き起こす可能性があることを確認した」と公式声明を出しています。
多くのユーザーが最初はWindowsアップデートのせいだと思い込んでしまいますが、今回はDell側のソフトが原因です。落ち着いて以下の対処法を試してみてください。
対処法① SupportAssistのサービスを無効にする(まずこちらを試して)
最初に試してほしい方法は、SupportAssistを完全に削除するのではなく、問題のある「サービス(バックグラウンドで動くプログラム)」だけを無効にする方法です。ブルースクリーンを止めながら、SupportAssist本体は残しておくことができます。
1.キーボードのWindowsキー(田マーク)を押して、検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力します。
2.検索結果に「コマンドプロンプト」が表示されたら、右クリックして「管理者として実行」を選びます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら「はい」をクリックします。
3.黒い画面(コマンドプロンプト)が開いたら、以下のコマンドを正確にコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
sc.exe config "Dell SupportAssist Remediation" start= disabled
4.「[SC] ChangeServiceConfig SUCCESS」と表示されれば成功です。
5.パソコンを再起動します。
再起動後、問題のあるサービスが起動しなくなるため、ブルースクリーンが止まるはずです。多くのユーザーがこの方法でブルースクリーンを解消できたと報告しています。
対処法② SupportAssistをアンインストールする
対処法①でもブルースクリーンが止まらない場合、またはスッキリ解決したい場合は、SupportAssistを完全に削除する方法を試しましょう。
1.キーボードのWindowsキー(田マーク)+ I キーを同時に押して「設定」を開きます。
2.左のメニューから「アプリ」をクリックします。
3.右側の「インストールされているアプリ」をクリックします。
4.一覧の中から「Dell SupportAssist Remediation」または「Alienware SupportAssist Remediation」を探します。
5.アプリ名の右側にある「…(3点メニュー)」をクリックして、「アンインストール」を選びます。
6.確認画面が出たら、もう一度「アンインストール」をクリックします。
7.アンインストールが完了したら、パソコンを再起動します。
注意点として、Dell公式は「SupportAssist Remediationをアンインストールすると、Dell OS SupportAssistで作成された回復ポイントが使えなくなる可能性がある」と案内しています。ただし、ブルースクリーンが続く状況では、まずは安定した状態に戻すことが優先です。
パソコンが起動できない場合:セーフモードで対処する
ブルースクリーンが繰り返しすぎて、パソコンが正常に起動できない状態になっている場合は、「セーフモード」を使って操作する必要があります。セーフモードとは、Windowsの最低限の機能だけで起動するモードで、余計なソフトが動かないためSupportAssistによるブルースクリーンも発生しません。
1.パソコンの電源ボタンを押して起動しようとしたら、起動中に電源ボタンを長押しして強制終了します。これを2〜3回繰り返すと、Windowsが「修復モード」に入ります。
2.「自動修復」の画面が表示されたら、「詳細オプション」をクリックします。
3.「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順にクリックします。
4.再起動後に番号が表示されたら、キーボードの「4」または「F4」キーを押して「セーフモードを有効にする」を選びます。
5.セーフモードで起動したら、上記の「対処法①」または「対処法②」を実行してください。
まとめ
今回のブルースクリーン問題は、Windowsアップデートが原因ではなく、Dell SupportAssist Remediationのバージョン5.5.16.0にある不具合です。Dell公式が認めた問題なので、落ち着いて対処してください。
まずはコマンドプロンプトで「サービスを無効にする(対処法①)」を試してください。それでも改善しない場合は、「アンインストール(対処法②)」を実行します。パソコンが正常に起動できない場合は「セーフモード」から対処できます。
Dellは現在、修正版のアップデートを開発中です。修正版が提供された際には、インストールすることでSupportAssistを元の状態に戻すことができます。それまでの間は、サービスを無効にした状態、またはアンインストールした状態でお使いください。
それでも改善しない場合やパソコンの操作に不安がある場合は、Dell公式サポート(電話・チャット)への問い合わせもご検討ください。
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よくある質問
なぜDell SupportAssistがブルースクリーンを引き起こすの?
「SupportAssist」はDellのパソコンに最初からインストールされているサポートツールです。ドライバーの更新・故障診断・システムの修復などを自動でおこなうソフトで、バックグラウンド(画面には見えないところ)で常に動き続けています。
対処法① SupportAssistのサービスを無効にする(まずこちらを試して)
最初に試してほしい方法は、SupportAssistを完全に削除するのではなく、問題のある「サービス(バックグラウンドで動くプログラム)」だけを無効にする方法です。ブルースクリーンを止めながら、SupportAssist本体は残しておくことができます。
対処法② SupportAssistをアンインストールする
対処法①でもブルースクリーンが止まらない場合、またはスッキリ解決したい場合は、SupportAssistを完全に削除する方法を試しましょう。
パソコンが起動できない場合:セーフモードで対処する
ブルースクリーンが繰り返しすぎて、パソコンが正常に起動できない状態になっている場合は、「セーフモード」を使って操作する必要があります。セーフモードとは、Windowsの最低限の機能だけで起動するモードで、余計なソフトが動かないためSupportAssistによるブルースクリーンも発生しません。


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