2026年9月3日、NVIDIAは新しいGeForce Game Readyドライバー「616.64」を公開しました。今回の目玉は、より自然な光と質感を再現するAI技術「DLSS 5」の登場です。しかし同時に、「電源管理モードが正しく反映されない」という不具合も報告されています。
「新しい機能を使いたいけれど、不具合が心配」という方のために、この記事ではドライバー616.64・616.86で何が変わったのか、そしてどんな不具合があるのか、初心者の方にもわかりやすく解説します。
まず試してほしいこと
ブラウザ(ChromeやEdgeなど)を使っているときに画面がちらつく、あるいはパソコンの電源を入れてから画面が表示されるまでに時間がかかるといった症状が出ている場合は、通常版の「616.64」ではなく、不具合を修正した「616.86」というホットフィックス版を導入することで改善する可能性があります。手順は本文の対処法②で解説します。
ドライバー616.64で何が変わったのか
今回のドライバーの目玉は、AIを使ってゲームの光や質感をより自然に描き出す新技術「DLSS 5」の追加です。専門的には「3D-Guided Neural Rendering」と呼ばれ、アーティストが作り込んだデータをAIモデルが学習することで、これまでよりリアルな見た目を実現するとされています。2026年9月時点では、新発売のバスケットボールゲーム「NBA 2K27」がDLSS 5に対応した最初のタイトルです。また、格闘アクションゲーム「Onimusha: Way of the Sword」向けの最適化も含まれています。
DLSS 5を使うには、NVIDIA公式サイトの「NVIDIA App」または「GeForce.com」から最新のGame Readyドライバーをダウンロードする必要があります。
主な不具合
NVIDIAが公式に認めている「616.64」の既知の不具合は、主に次の2つです。
①電源管理モードの「パフォーマンス最大化を優先」という設定が、正しく反映されないことがあります。ゲーム中に思ったより性能が出ない、フレームレートが伸びないと感じる場合は、この不具合が関係している可能性があります。
②ブラウザで特定のWebサイトを開いたときに、画面が一瞬ちらつく現象が報告されています。実際の利用者からは、パソコンのデスクトップ画面全体が暗くなったり明るくなったりを繰り返す、モニターのバックライトが不安定になったような症状も報告されています。
このほか、ひとつ前のドライバー(616.56)から、仮想ディスプレイが作成できない、リモートデスクトップ接続時に画面が真っ黒になるといった不具合も引き続き影響していました。
対処法①ホットフィックス版616.86を導入する
1. NVIDIAはこれらの不具合の一部を修正した「ホットフィックスドライバー616.86」を公開しています。ブラウザのちらつき、仮想ディスプレイが作成できない問題、リモートデスクトップ接続時の黒画面の3つは、この616.86で修正済みです。
2. ホットフィックス版は通常の「NVIDIA App」からは案内されないため、NVIDIA公式サイトのカスタマーサポートページから直接ダウンロードする必要があります。「nvidia hotfix 616.86」などのキーワードで検索し、公式サイトのページからインストーラーを入手してください。
3. インストール後、NVIDIA App上では以前のドライバーの日付が表示されることがありますが、ホットフィックス版はNVIDIA App側のデータベースに登録されていないための表示上の仕様であり、故障ではありません。
対処法②電源管理モードの不具合が気になる場合
1. 「NVIDIA コントロールパネル」または「NVIDIA App」を開き、「3D設定の管理」から「電源管理モード」の項目を確認します。
2. 「パフォーマンス最大化を優先」に設定していても反映されていないと感じる場合は、一度「アダプティブ」など別の設定に変更してから、再度「パフォーマンス最大化を優先」に戻すことで、正しく適用されることがあります。
3. この不具合はNVIDIA側も認識しており、修正は今後のアップデートで提供される見込みです。急いで対応する必要がない場合は、修正版の配信を待つのも一つの方法です。
対処法③DLSS 5を使う予定がなければ急いで更新しなくてもよい
1. 現時点でDLSS 5に対応しているゲームは「NBA 2K27」のみです。今すぐこのゲームを遊ぶ予定がない方は、無理に最新ドライバーへ更新せず、これまで安定して使えていたドライバーのまま様子を見るのも選択肢の一つです。
2. 更新する場合は、あらかじめ「Display Driver Uninstaller(DDU)」などのツールで古いドライバーを完全に削除してからクリーンインストールすると、不具合が起きにくくなります。
まとめ
GeForceドライバー616.64は、AIによる新しい画質向上技術「DLSS 5」に対応した注目のアップデートですが、電源管理モードの不具合やブラウザのちらつきといった問題も報告されています。ブラウザのちらつきなどが気になる方は、修正済みのホットフィックス版616.86を導入することで改善が期待できます。
DLSS 5に対応するゲームはまだ限られているため、急いで更新する必要性は人によって異なります。不具合が心配な方は、今後配信される正式な修正版を待ってから更新するのも良い判断です。
📖 関連記事:Windowsアップデート後の不具合・対処法5選
よくある質問
まず試してほしいこと
ブラウザ(ChromeやEdgeなど)を使っているときに画面がちらつく、あるいはパソコンの電源を入れてから画面が表示されるまでに時間がかかるといった症状が出ている場合は、通常版の「616.64」ではなく、不具合を修正した「616.86」というホットフィックス版を導入することで改善する可能性があります。手順は本文の対処法②で解説します。
ドライバー616.64で何が変わったのか
今回のドライバーの目玉は、AIを使ってゲームの光や質感をより自然に描き出す新技術「DLSS 5」の追加です。専門的には「3D-Guided Neural Rendering」と呼ばれ、アーティストが作り込んだデータをAIモデルが学習することで、これまでよりリアルな見た目を実現するとされています。2026年9月時点では、新発売のバスケットボールゲーム「NBA 2K27」がDLSS 5に対応した最初のタイトルです。また、格闘アクションゲーム「Onimusha: Way of the Sword」向けの最適化も含まれています。
主な不具合
NVIDIAが公式に認めている「616.64」の既知の不具合は、主に次の2つです。
対処法①ホットフィックス版616.86を導入する
1. NVIDIAはこれらの不具合の一部を修正した「ホットフィックスドライバー616.86」を公開しています。ブラウザのちらつき、仮想ディスプレイが作成できない問題、リモートデスクトップ接続時の黒画面の3つは、この616.86で修正済みです。

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