インターネットを見ていたら、突然こんな画面が出てきたことはありませんか?
「⚠️ ウイルスが検出されました!今すぐマイクロソフトサポートに電話してください:0120-XXXX-XXXX」
大きな警告音が鳴り響き、画面が動かなくなって、思わず焦ってしまう——。でも、これは偽物の詐欺です。絶対に電話しないでください。
この記事では、偽のセキュリティ警告(サポート詐欺)の見分け方と、安全に画面を消す方法を手順つきでわかりやすく解説します。
まず知っておいてほしいこと:これは詐欺です
Microsoftや警察庁・IPA(情報処理推進機構)は、Windowsの画面やブラウザを通じてサポート電話番号を表示することはありません。
IPAの調査によると、2026年1月〜3月の3ヶ月間だけで1,154件の「偽のウイルス警告」に関する相談が寄せられており、被害は今も増え続けています。画面が表示されただけで、実際にウイルスに感染しているわけではありません。冷静に対処しましょう。
本物と偽物の見分け方
まず、本物のWindowsセキュリティ警告と偽物の違いを確認しましょう。
| 本物のWindowsセキュリティ | 偽物(詐欺) | |
|---|---|---|
| 表示場所 | 画面右下の通知、またはスタートメニューの盾アイコン | ブラウザの画面いっぱいに表示される |
| 電話番号 | 絶対に表示しない | 必ず電話番号が書いてある |
| 警告音 | 鳴らない | 大音量のアラーム音・音声が流れる |
| 画面の操作 | 普通に閉じられる | 「×」ボタンが押せない・フルスクリーンになる |
| 内容 | 落ち着いた表現 | 「今すぐ!」「危険!」など極端に煽る |
電話番号が書いてあったら、それは100%偽物です。
最新の手口:こんな偽警告が増えています
2026年現在、特に多い手口をご紹介します。
①「Windowsがロックされました」画面
ブラウザがフルスクリーンになり、「このパソコンはロックされました」という画面が出ます。「×」ボタンを押せないように細工されていますが、パソコン自体は正常です。
②ブルースクリーン(BSOD)を模した偽画面
本物のWindowsのエラー画面(青い画面)そっくりに作られた偽画面です。本物と違い、電話番号が記載されています。本物のブルースクリーンに電話番号は表示されません。
③警告音・音声アナウンスを使った脅し
「警告!あなたのパソコンはウイルスに感染しています!」という自動音声やサイレン音を鳴らして、冷静な判断を奪おうとします。音が鳴っていても、パソコンは感染していません。
偽の警告画面の消し方【手順つき】
焦らず、以下の手順で対処してください。
方法① ESCキーを長押しする
- キーボード左上の 「ESC」キーを数秒間長押し する
- フルスクリーンが解除されたら、ブラウザ右上の 「×」をクリック してタブを閉じる
これが一番簡単な方法です。まずこれを試してみてください。
方法② タスクマネージャーでブラウザを強制終了する
ESCキーで解除できない場合は、こちらを試してください。
- キーボードの 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」 を同時に押す
- 「タスクマネージャー」をクリックする
- 一覧の中から使っているブラウザ(「Google Chrome」「Microsoft Edge」など)を選択する
- 右クリックして 「タスクの終了」 をクリックする
方法③ Alt+F4で閉じる
- キーボードの 「Alt」キーを押しながら「F4」 を押す
- ブラウザが閉じれば完了
絶対にやってはいけない3つのこと
- ❌ 画面に表示された電話番号に電話する(電話した瞬間から詐欺が始まります)
- ❌ 「サポート担当者」の指示に従ってソフトをインストールする(遠隔操作でパソコンを乗っ取られます)
- ❌ 電子マネーやギフトカードで料金を支払う(返金できません)
もし電話してしまった・お金を払ってしまった場合
焦らないでください。以下の順番で対応しましょう。
遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合
- すぐにインターネットを切断する(Wi-Fiをオフにするか、LANケーブルを抜く)
- インストールされたソフト(TeamViewer・AnyDeskなど)をアンインストールする
- Windowsのパスワードや、PCで使っていたサービスのパスワードを変更する
お金を支払ってしまった場合
- クレジットカードで支払った場合:すぐにカード会社に連絡してチャージバック(支払い取り消し)を申請する
- 電子マネー・ギフトカードで支払った場合:発行会社に被害連絡し、利用停止を求める(返金は難しい場合が多い)
- 銀行振込した場合:すぐに銀行に振込先口座の凍結を依頼する
相談・被害申告先
- 警察相談専用電話:#9110
- 消費者ホットライン:188(いやや)
- IPA 情報セキュリティ安心相談窓口:https://www.ipa.go.jp/security/anshin/
まとめ
偽のセキュリティ警告が出ても、パソコンはウイルスに感染していません。 落ち着いて対処しましょう。
- 電話番号が書いてある警告は100%詐欺
- 画面を消すには ESCキー長押し → ブラウザを閉じる、またはタスクマネージャーで強制終了
- 絶対に電話しない・ソフトをインストールしない・お金を払わない
- 被害が出た場合は #9110(警察)または188(消費者ホットライン) に相談
家族や高齢の方にもぜひ教えてあげてください。この情報を知っているだけで、被害を防ぐことができます。
参考:IPA「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集」https://www.ipa.go.jp/security/anshin/measures/fakealert.html / 警察庁「サポート詐欺対策」https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/support-fraud.html
📖 関連記事:【個人情報保護】YouTubeやGoogleの危険な初期設定から身を守る!プライバシー設定術 / 【無料】Windowsパソコンのセキュリティを鉄壁にする「Defender」最強設定! / 【2026年問題】あなたのパソコンは大丈夫?セキュアブート証明書の確認と対策を徹底解説!
よくある質問
まず知っておいてほしいこと:これは詐欺です
Microsoftや警察庁・IPA(情報処理推進機構)は、Windowsの画面やブラウザを通じてサポート電話番号を表示することはありません。
本物と偽物の見分け方
まず、本物のWindowsセキュリティ警告と偽物の違いを確認しましょう。
最新の手口:こんな偽警告が増えています
2026年現在、特に多い手口をご紹介します。
偽の警告画面の消し方【手順つき】
焦らず、以下の手順で対処してください。

コメント