【AMD環境で発生】Windows11 KB5121003適用後にUSB機器が使えなくなる「0x9F」エラーの原因と対処法

Windowsアップデート

「Windows Updateをしたら、キーボードもマウスもUSB機器が急に反応しなくなった」——そんなトラブルに見舞われていませんか?特にAMD製のマザーボードを使っているパソコンで、2026年8月11日配信の更新プログラム「KB5121003」を適用した直後にこの症状が報告されています。

作業中に突然キーボードやUSBマイク、Webカメラといった複数の周辺機器が一斉に使えなくなると、故障を疑って不安になるのも当然です。慌てて機器を買い替える前に、まずは原因を知っておきましょう。

この記事では、KB5121003適用後にAMD環境で発生しているUSB機器の不具合「DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(0x9F)」エラーについて、原因の解説から今すぐ試せる対処法まで、わかりやすくまとめます。

まず試してほしいこと

症状に気づいたら、まずはパソコンを通常の手順で再起動してみましょう。今回報告されている不具合は、更新プログラムの適用時にUSBコントローラー(USB機器をまとめて管理する部品)が正しく起動できなかったことが原因のため、単純な再起動だけで復旧するケースもあります。再起動しても症状が変わらない場合は、下記の対処法を順番に試してください。

主な原因

今回の不具合は、Microsoft Community Hub(Microsoft公式のユーザーコミュニティ)に、AMD X470チップセットを搭載したパソコンでの発生報告が上がっているものです。更新プログラムKB5121003の適用中に行われる2回目の再起動のタイミングで、USB機器を制御する「xHCIコントローラー」が正しく電源状態を切り替えられず、「DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(エラーコード0x9F)」という表示とともにシステムエラーが発生していました。

このエラーはUSB機器そのものの故障ではなく、Windowsの内部でUSB機器を管理する「USBXHCI」「USBHUB3」というドライバー(部品を動かすためのプログラム)が、電源状態の切り替え処理に応答できなくなることで起きています。

影響はキーボードや特定のソフトに限らず、同じUSBコントローラーにつながっている複数の機器(キーボード・USBオーディオ機器・Webカメラなど)がまとめて使えなくなる点が特徴です。デバイスマネージャーを開くと、USBのルートハブ(USB機器の大元となる管理部分)にエラーマークが表示されている場合、この不具合に該当している可能性があります。

なお、現時点(2026年8月14日時点)ではMicrosoftから正式な原因発表や修正パッチは出ておらず、ユーザーからの報告が上がっている段階です。すべてのAMD環境で必ず発生するわけではありませんが、心当たりのある症状が出た場合は落ち着いて以下の対処法を試してみてください。

対処法①パソコンを再起動する

前述のとおり、まずは通常の再起動を試しましょう。USBコントローラーが再起動時に正しく初期化されれば、それだけで機器が認識されるようになる場合があります。

対処法②デバイスマネージャーでUSBコントローラーを無効化して再度有効化する

「スタート」ボタンを右クリック→「デバイス マネージャー」を開きます。

一覧から「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を探してクリックし、展開します。

エラーマーク(黄色い!マーク)がついている「USBルートハブ」または「拡張ホストコントローラー」を右クリックし、「デバイスの無効化」を選択したあと、再度右クリックして「デバイスの有効化」を選びます。これによりドライバーが再読み込みされ、認識が復旧することがあります。

対処法③チップセットドライバーを最新版に更新する

AMDの公式サイト(AMD Software/チップセットドライバーのダウンロードページ)から、お使いのマザーボードに対応した最新のチップセットドライバーをダウンロードし、インストールし直します。

マザーボードメーカー(ASUSやMSIなど)のサポートページから、BIOS(パソコンの基本的な設定を管理するプログラム)のアップデートが提供されていないかもあわせて確認しておくと安心です。

対処法④KB5121003をアンインストールする

急いで作業用のパソコンを元に戻したい場合は、今回の更新プログラムを一時的にアンインストールする方法もあります。「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」→「更新のアンインストール」の順に進みます。

一覧から「KB5121003」を探して選択し、「アンインストール」をクリックします。アンインストール後は再起動が必要です。なお、アンインストールするとセキュリティ更新も一時的に無効になるため、Microsoftから修正版が配信され次第、早めに再適用することをおすすめします。

対処法⑤USB機器を直接マザーボードのポートに接続し直す

USBハブや延長ケーブルを経由している場合、マザーボード背面のポートに機器を直接接続し直すことで、電源供給や信号のやり取りが安定し、症状が緩和されることがあります。特にキーボードなど作業に欠かせない機器は、まず背面ポートへの直接接続を試してみてください。

まとめ

2026年8月11日配信の更新プログラムKB5121003を適用した後、AMD X470チップセットなどの環境でUSB機器がまとめて使えなくなる「DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(0x9F)」エラーが報告されています。故障ではなく、USBコントローラーの電源状態の切り替えに関わる不具合と見られます。

まずは再起動、デバイスマネージャーでの無効化・有効化、チップセットドライバーの更新を試し、改善しない場合は更新プログラムのアンインストールも選択肢に入れましょう。Microsoftから修正パッチが配信され次第、この記事も更新していきます。

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よくある質問

まず試してほしいこと

症状に気づいたら、まずはパソコンを通常の手順で再起動してみましょう。今回報告されている不具合は、更新プログラムの適用時にUSBコントローラー(USB機器をまとめて管理する部品)が正しく起動できなかったことが原因のため、単純な再起動だけで復旧するケースもあります。再起動しても症状が変わらない場合は、下記の対処法を順番に試してください。

主な原因

今回の不具合は、Microsoft Community Hub(Microsoft公式のユーザーコミュニティ)に、AMD X470チップセットを搭載したパソコンでの発生報告が上がっているものです。更新プログラムKB5121003の適用中に行われる2回目の再起動のタイミングで、USB機器を制御する「xHCIコントローラー」が正しく電源状態を切り替えられず、「DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(エラーコード0x9F)」という表示とともにシステムエラーが発生していました。

対処法①パソコンを再起動する

前述のとおり、まずは通常の再起動を試しましょう。USBコントローラーが再起動時に正しく初期化されれば、それだけで機器が認識されるようになる場合があります。

対処法②デバイスマネージャーでUSBコントローラーを無効化して再度有効化する

「スタート」ボタンを右クリック→「デバイス マネージャー」を開きます。

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