「Google Chromeで382件もの脆弱性が見つかった」というニュースを見て、不安になっていませんか?パソコンが乗っ取られるのでは、個人情報が盗まれるのではと心配になるのも当然です。
結論から言うと、2026年6月30日に公開されたChrome 150では、これまでで最大級となる382件のセキュリティ修正が行われました。そのうち15件は最も深刻度の高い「緊急(Critical)」評価です。この記事では、何が起きているのか、そして今すぐやるべき対処法を初心者の方にもわかりやすく解説します。
まず試してほしいこと
すでにお使いのChromeは自動的に更新される仕組みになっていますが、念のため今すぐ手動で確認しておきましょう。Chromeの右上にある「︙」(縦の三点リーダー)をクリックし、「ヘルプ」から「Google Chromeについて」を選択してください。自動的に最新版の確認が始まり、更新があれば適用されます。最後に表示される「再起動」ボタンを押せば、すぐに最新の安全な状態になります。
主な原因
なぜ一度に382件もの脆弱性が見つかったのか、気になる方も多いはずです。主な背景は次の通りです。
1つ目は「解放済みメモリの誤使用(Use After Free)」と呼ばれる脆弱性が多数含まれていることです。これは、ブラウザが一度解放したメモリ領域を誤って再利用してしまう不具合で、悪用されると外部から不正なプログラムを実行される危険があります。拡張機能やGPU処理に関わる部分で複数見つかりました。
2つ目は「型の取り違え(Type Confusion)」という種類の脆弱性です。ブラウザの内部処理でデータの種類を誤認識することで、想定外の動作を引き起こす可能性があります。
3つ目は、ChromeのエンジンであるChromiumが、Microsoft EdgeやBraveなど他のブラウザにも共通で使われている点です。そのため今回の脆弱性はChromeだけでなく、同じエンジンを使うブラウザ全般に影響する可能性があります。
なお、Google社は今回の公開時点で、これらの脆弱性が実際に悪用された形跡は確認されていないと発表しています。ただし緊急(Critical)評価の脆弱性は、悪用されれば任意のプログラムを実行される恐れがあるため、油断せず早めの対応が推奨されます。
対処法①Chromeを手動でアップデートする
アドレスバーに「chrome://settings/help」と入力してEnterキーを押すと、バージョン確認画面が開きます。ここで自動的に最新版のチェックが行われ、更新があればダウンロードとインストールが始まります。完了したら必ず「再起動」ボタンをクリックしてください。再起動しないと更新が反映されません。
対処法②自動更新が有効になっているか確認する
通常Chromeは自動で更新されますが、社内のポリシー設定やセキュリティソフトの影響で自動更新が止まっているケースもあります。「Chromeについて」画面で「最新の状態です」と表示されるか、定期的に確認する習慣をつけましょう。
対処法③Chromiumベースの他のブラウザも確認する
Microsoft EdgeやBrave、Vivaldiなど、Chromiumエンジンを使うブラウザを併用している場合は、それぞれのブラウザでも最新版になっているか確認しましょう。Edgeの場合は「設定」から「Microsoft Edgeについて」を選ぶと確認できます。
対処法④使っていない拡張機能を整理する
拡張機能はブラウザの攻撃対象になりやすい部分です。「chrome://extensions」にアクセスし、使っていない拡張機能は無効化・削除しておくと、万が一の際のリスクを減らせます。
対処法⑤パソコンを再起動して確実に適用する
Chromeの再起動だけでなく、パソコン自体を再起動しておくと、更新プログラムがより確実に反映されます。特に長期間パソコンをスリープ状態のまま使っている方は、一度電源を落として再起動することをおすすめします。
まとめ
2026年6月30日公開のChrome 150では382件のセキュリティ修正が行われ、うち15件が緊急(Critical)評価という異例の規模となりました。今のところ悪用の報告はありませんが、油断は禁物です。Chromeの手動アップデート、自動更新の確認、他のChromiumベースブラウザのチェック、不要な拡張機能の整理、パソコンの再起動という5つの対処法を実践しておけば安心です。
それでも動作が不安定になる、更新がうまくいかないという場合は、一度パソコンを再起動したうえで、Chromeの再インストールも検討してみてください。
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よくある質問
主な原因
なぜ一度に382件もの脆弱性が見つかったのか、気になる方も多いはずです。主な背景は次の通りです。
対処法①Chromeを手動でアップデートする
アドレスバーに「chrome://settings/help」と入力してEnterキーを押すと、バージョン確認画面が開きます。ここで自動的に最新版のチェックが行われ、更新があればダウンロードとインストールが始まります。完了したら必ず「再起動」ボタンをクリックしてください。再起動しないと更新が反映されません。
対処法②自動更新が有効になっているか確認する
通常Chromeは自動で更新されますが、社内のポリシー設定やセキュリティソフトの影響で自動更新が止まっているケースもあります。「Chromeについて」画面で「最新の状態です」と表示されるか、定期的に確認する習慣をつけましょう。
対処法③Chromiumベースの他のブラウザも確認する
Microsoft EdgeやBrave、Vivaldiなど、Chromiumエンジンを使うブラウザを併用している場合は、それぞれのブラウザでも最新版になっているか確認しましょう。Edgeの場合は「設定」から「Microsoft Edgeについて」を選ぶと確認できます。


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