「いつも使っているGoogle Chromeが、実は今とても危険な状態かもしれない」——そう聞くと驚く方も多いのではないでしょうか。2026年9月3日、Googleは実際に悪用が確認されている深刻な脆弱性(セキュリティ上の欠陥)を修正する緊急アップデートを公開しました。
今回の脆弱性は「CVE-2026-85046」と呼ばれ、悪意のあるウェブページを開くだけでパソコンが乗っ取られる危険性があるとされています。すでに攻撃に使われていることが確認されているため、後回しにせず今すぐ対応することが重要です。
この記事では、CVE-2026-85046がどのような脆弱性なのか、そして今すぐ確認・実行すべき対処法を、パソコンに詳しくない方にもわかりやすく解説します。
まず試してほしいこと
結論から言うと、Google Chromeを最新版に更新するだけで対策は完了します。Chromeを開き、右上の「︙」(縦三点リーダー)をクリックし、「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択してください。自動的にバージョン確認が始まり、更新プログラムがあれば自動でダウンロードされます。最後に表示される「再起動」ボタンを押せば、対策は完了です。
主な原因
今回の脆弱性は、ChromeがWebページ内のJavaScript(プログラム)を処理するための中核部分である「V8エンジン」に見つかりました。専門的には「型の混同(Type Confusion)」と呼ばれる不具合で、データの種類をChromeが誤って認識してしまうことで、本来アクセスできないはずのメモリ領域を操作されてしまう可能性があります。
この脆弱性を悪用すると、悪意のあるウェブページを開いただけで、攻撃者が任意のプログラムをパソコン内で実行できてしまう恐れがあります。深刻度を示すCVSSスコアは10点満点中8.8と非常に高く評価されており、Google自身も「攻撃に悪用されている」と公式に認めています。
この脆弱性は2026年に確認されたChromeのゼロデイ脆弱性としては6件目にあたり、Googleは9月3日の安定版アップデートでこの問題を修正しました。
対処法①:Chromeを手動で最新版に更新する
1. Google Chromeを起動し、画面右上にある「︙」(縦に3つ並んだ点)のアイコンをクリックします。
2. メニューの中から「ヘルプ」にマウスを合わせ、表示されたサブメニューから「Google Chromeについて」を選択します。
3. 自動的に最新版の確認が始まります。更新がある場合は自動でダウンロードされ、「再起動」ボタンが表示されるのでクリックします。
4. 再起動後、表示されているバージョンが「152.0.7977.82」以降になっていれば対策は完了です。バージョンは「Google Chromeについて」の画面でいつでも確認できます。
対処法②:自動更新がオンになっているか確認する
Chromeは通常、パソコンを再起動するたびに自動でアップデートが適用される仕組みになっています。ただし、Chromeを長期間閉じたまま使い続けている場合や、パソコン自体を長く再起動していない場合は、更新が適用されないまま古いバージョンを使い続けてしまうことがあります。
今回のように緊急性の高い脆弱性が見つかった際は、自動更新を待たずに対処法①の手順で手動確認する習慣をつけておくと安心です。
対処法③:Chromeベースの他のブラウザも確認する
Microsoft Edge・Brave・Opera・VivaldiなどのブラウザもChromeと同じ「Chromium」というエンジンをベースに作られているため、同様の脆弱性の影響を受ける可能性があります。これらのブラウザを使っている方は、それぞれのブラウザの「バージョン情報」画面から最新版が提供されていないか確認しておきましょう。
対処法④:不審な挙動がないか確認する
すでに攻撃を受けている可能性がゼロとは言い切れないため、心当たりのない広告が頻繁に表示される、パソコンの動作が急に重くなった、見知らぬソフトがインストールされているなど、不審な挙動がないか確認しておくと安心です。気になる症状がある場合は、お使いのセキュリティソフトでスキャンを実行しましょう。
対処法⑤:定期的な再起動を習慣にする
ブラウザの更新プログラムの多くは、パソコンやブラウザを再起動したタイミングで適用されます。普段からパソコンをスリープ状態のまま使い続けている方は、週に1回程度は再起動する習慣をつけることで、今回のような緊急のセキュリティ更新も確実に反映されるようになります。
まとめ
今回のCVE-2026-85046は、すでに実際の攻撃に使われていることが確認されている深刻な脆弱性です。対策自体はChromeを最新版(152.0.7977.82以降)に更新するだけで完了するため、まだ確認していない方は今すぐ「ヘルプ」→「Google Chromeについて」から更新状況をチェックしてみてください。
ブラウザは日常的にインターネットへアクセスする入り口となる重要なソフトです。今後も同じようなゼロデイ脆弱性が見つかる可能性はあるため、こまめな再起動とアップデートの確認を習慣にして、安全にパソコンを使い続けましょう。
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よくある質問
まず試してほしいこと
結論から言うと、Google Chromeを最新版に更新するだけで対策は完了します。Chromeを開き、右上の「︙」(縦三点リーダー)をクリックし、「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択してください。自動的にバージョン確認が始まり、更新プログラムがあれば自動でダウンロードされます。最後に表示される「再起動」ボタンを押せば、対策は完了です。
主な原因
今回の脆弱性は、ChromeがWebページ内のJavaScript(プログラム)を処理するための中核部分である「V8エンジン」に見つかりました。専門的には「型の混同(Type Confusion)」と呼ばれる不具合で、データの種類をChromeが誤って認識してしまうことで、本来アクセスできないはずのメモリ領域を操作されてしまう可能性があります。
対処法①:Chromeを手動で最新版に更新する
1. Google Chromeを起動し、画面右上にある「︙」(縦に3つ並んだ点)のアイコンをクリックします。
対処法②:自動更新がオンになっているか確認する
Chromeは通常、パソコンを再起動するたびに自動でアップデートが適用される仕組みになっています。ただし、Chromeを長期間閉じたまま使い続けている場合や、パソコン自体を長く再起動していない場合は、更新が適用されないまま古いバージョンを使い続けてしまうことがあります。


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