【8月更新前に要確認】BitLocker突破とワーム化リスクの脆弱性、7月のWindows Updateは適用済み?

セキュリティ・プライバシー

「セキュリティの更新プログラムは、後でまとめてやればいいや」――そう思って先延ばしにしていませんか?2026年7月のWindows Updateでは、ノートパソコンの盗難・紛失時に暗号化を突破されてしまう脆弱性や、インターネット経由で悪用されるおそれのある危険な脆弱性が修正されています。8月のアップデート(8月11日ごろ配信予定)が来る前に、今の状態を確認しておきましょう。

この記事では、特に注意しておきたい2つの脆弱性の内容と、家庭のパソコンで今すぐできる対策をわかりやすく解説します。

まず試してほしいこと

まずは、パソコンが最新の状態になっているか確認しましょう。「設定」→「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。更新履歴に2026年7月14日以降の累積更新プログラムが表示されていれば、この記事で紹介する脆弱性への対策は完了しています。表示されていない場合は、この後の手順に沿ってすぐに更新しましょう。

主な脆弱性の内容

一つ目は、BitLocker(Windows標準の暗号化機能)に関する脆弱性(CVE-2026-50661)です。TPM(セキュリティチップ)だけで暗号化キーを認証する設定になっていると、パソコンを物理的に盗まれた場合に、通常のサインインパスワードを知らなくても暗号化を解除され、中のファイルを読み取られてしまう可能性があります。攻撃にはパソコン本体への物理的なアクセスが必要なため、インターネット経由でいきなり被害に遭うものではありませんが、ノートパソコンの紛失・盗難時には注意が必要です。

二つ目は、Windowsのネットワーク機能に関する非常に深刻な脆弱性(CVE-2026-56188、深刻度9.8)です。悪意のあるデータをネットワーク経由で送りつけるだけで、パスワードなどの認証なしにパソコンを乗っ取られるおそれがあると報告されています。専門家の間では、ウイルスのように次々と他のパソコンへ感染を広げる「ワーム」として悪用される危険性が指摘されており、優先度の高い脆弱性とされています。

三つ目の要因として、これらの脆弱性はすでに2026年7月14日の更新プログラムで修正済みであるにもかかわらず、更新を先延ばしにしているパソコンではまだ弱点が残ったままになっている点が挙げられます。

対処法①7月14日以降の更新プログラムが適用されているか確認する

「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴を表示する」を開き、インストール日を確認してください。2026年7月14日以降の日付で累積更新プログラムがインストールされていれば、今回紹介した2つの脆弱性への対策は完了しています。まだの場合は「更新プログラムのチェック」から今すぐ適用しましょう。

対処法②BitLockerをTPM+PINの設定に切り替える

ノートパソコンなど持ち運ぶ機会が多い端末では、TPMだけに頼る設定から、起動時にPINの入力も必要な「TPM+PIN」の設定に切り替えることで、物理的な盗難対策をより強固にできます。設定は「コントロールパネル」→「BitLocker ドライブ暗号化」から変更できます。

対処法③8月のアップデートが来たらすぐ適用できるよう準備しておく

8月のWindows Update(8月11日ごろ配信予定)でも、追加のセキュリティ修正が含まれる見込みです。パソコンの電源を長時間つけっぱなしにしない方や、シャットダウンしてから再起動するまでに時間が空く方は、更新プログラムが自動で適用されるよう、あらかじめ「アクティブ時間」の設定を見直しておくと安心です。

対処法④Windows Updateの自動更新をオンにしておく

「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」から、更新プログラムを自動的にダウンロード・インストールする設定になっているか確認しましょう。手動更新に切り替えている方は、うっかり更新を忘れてしまうリスクを減らすためにも、自動更新をオンにしておくことをおすすめします。

対処法⑤紛失・盗難のリスクが高い端末を優先して対応する

外出先に持ち出すノートパソコンや、家族で共有しているパソコンは、情報が漏れた場合の影響が大きくなりがちです。複数台のパソコンをお使いの場合は、こうした端末から優先して更新状況とBitLockerの設定を確認してください。

まとめ

2026年7月のWindows Updateでは、BitLockerの物理的な突破を防ぐ修正と、ネットワーク経由でパソコンが乗っ取られる危険な脆弱性への修正が行われています。まずは更新プログラムが7月14日以降のものになっているかを確認し、まだの場合はすぐに適用しましょう。あわせてBitLockerをTPM+PINの設定に切り替えておくと、より安心して8月以降のアップデートを迎えられます。

更新プログラムの適用でエラーが出てしまう場合は、更新プログラムのアンインストールやトラブルシューティングツールの利用も検討してみてください。

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よくある質問

まず試してほしいこと

まずは、パソコンが最新の状態になっているか確認しましょう。「設定」→「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。更新履歴に2026年7月14日以降の累積更新プログラムが表示されていれば、この記事で紹介する脆弱性への対策は完了しています。表示されていない場合は、この後の手順に沿ってすぐに更新しましょう。

主な脆弱性の内容

一つ目は、BitLocker(Windows標準の暗号化機能)に関する脆弱性(CVE-2026-50661)です。TPM(セキュリティチップ)だけで暗号化キーを認証する設定になっていると、パソコンを物理的に盗まれた場合に、通常のサインインパスワードを知らなくても暗号化を解除され、中のファイルを読み取られてしまう可能性があります。攻撃にはパソコン本体への物理的なアクセスが必要なため、インターネット経由でいきなり被害に遭うものではありませんが、ノートパソコンの紛失・盗難時には注意が必要です。

対処法①7月14日以降の更新プログラムが適用されているか確認する

「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴を表示する」を開き、インストール日を確認してください。2026年7月14日以降の日付で累積更新プログラムがインストールされていれば、今回紹介した2つの脆弱性への対策は完了しています。まだの場合は「更新プログラムのチェック」から今すぐ適用しましょう。

対処法②BitLockerをTPM+PINの設定に切り替える

ノートパソコンなど持ち運ぶ機会が多い端末では、TPMだけに頼る設定から、起動時にPINの入力も必要な「TPM+PIN」の設定に切り替えることで、物理的な盗難対策をより強固にできます。設定は「コントロールパネル」→「BitLocker ドライブ暗号化」から変更できます。

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