【今すぐ更新を!】Windows11のゼロデイ脆弱性「AFD.sys」を北朝鮮ハッカーが悪用した手口と対処法

セキュリティ・プライバシー

「見慣れない求人メールにPDFが添付されていた」「知らないソフトのインストールを勧められた」——そんな経験はありませんか。実はいま、Windows11の中核部分にある「AFD.sys」という機能の脆弱性を悪用し、北朝鮮系ハッカー集団「Lazarus(ラザルス)」がパソコンを乗っ取る攻撃を行っていたことが明らかになりました。

この脆弱性はすでに2026年8月11日の月例更新プログラムで修正されていますが、更新が済んでいないパソコンは今も危険にさらされている可能性があります。

この記事では、AFD.sysの脆弱性がどんな攻撃なのか、なぜ危険なのか、そして今すぐやるべき対処法を、専門知識がなくても分かるようにやさしく解説します。

まず試してほしいこと:Windows Updateを今すぐ確認する

最も重要なのは、パソコンに最新の更新プログラムが適用されているか確認することです。「スタート」から「設定」を開き、「Windows Update」を選んで「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。「KB5121003」またはそれ以降の更新が適用されていれば、今回の脆弱性はすでに修正されています。まだの場合は今すぐ更新をインストールし、パソコンを再起動しましょう。

主な原因:なぜAFD.sysの脆弱性がこれほど危険なのか

原因1:AFD.sysはWindowsのネットワーク通信を処理する中核ドライバー(プログラム)です。ここが悪用されると、パソコン内で最も強い権限である「SYSTEM権限」を攻撃者に奪われてしまいます。

原因2:今回の脆弱性「CVE-2026-68820」は、修正プログラムが公開される前から実際に悪用されていた「ゼロデイ攻撃」でした。セキュリティ企業Check Point Researchの報告によると、少なくとも2026年6月ごろから悪用が始まっていたとみられています。

原因3:攻撃者は「LinkedInの採用担当者」になりすまし、偽の求人情報とともに悪意のあるPDFファイルや、実在の企業名を装った偽のPDF閲覧ソフト「SecurityPDF」を送りつける手口を使っていました。

原因4:ファイルやソフトを開くと、裏でプログラムが動き出し、AFD.sysの脆弱性を突いてパソコンの管理者以上の権限を乗っ取り、「Troy」と呼ばれるバックドア(遠隔操作用のプログラム)を仕込みます。

原因5:このマルウェアは「FudModule」と呼ばれる特殊な技術を使い、セキュリティソフトから自分の存在を隠す機能まで持っています。

対処法①Windows Updateを最新の状態にする

1. 「設定」→「Windows Update」を開きます。

2. 「更新プログラムのチェック」をクリックし、表示された更新をすべてインストールします。

3. 更新後は必ずパソコンを再起動し、設定を反映させましょう。

対処法②見覚えのない求人メール・PDFは開かない

LinkedInやメールで届いた採用担当者からのメッセージに添付されたPDFや、ソフトのインストールを促すリンクには注意してください。「実在する企業名」を名乗っていても、URLが公式サイトと一致しているかを必ず確認する習慣をつけましょう。

対処法③ソフトウェアは必ず公式サイト・公式ストアから入手する

検索結果の上位に表示されるサイトであっても、偽サイトである可能性があります。ソフトをダウンロードする際は、検索結果のリンクをそのままクリックせず、企業の公式サイトのURLを直接入力してアクセスするようにしましょう。

対処法④Windowsセキュリティで保護状況を確認する

「スタート」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」を開き、「ウイルスと脅威の防止」が有効になっているか確認します。あわせて「ランサムウェア防止」「アプリとブラウザーコントロール」の項目も見ておくと安心です。

対処法⑤不審な挙動に気づいたら早めに相談する

パソコンの動作が急に重くなった、見覚えのないプログラムが起動している、といった不審な点に気づいた場合は、無理に自分で対処しようとせず、契約しているセキュリティソフトのサポート窓口やパソコンの購入店に相談することをおすすめします。

まとめ

今回のAFD.sysの脆弱性は、主に防衛・航空関連企業を狙った標的型攻撃として報告されていますが、脆弱性そのものはすべてのWindows11パソコンに影響する可能性があります。まずはWindows Updateを最新の状態にし、身に覚えのないメールやソフトウェアに安易に手を出さないことが何よりの対策です。日頃から「更新はすぐに適用する」「公式サイト以外からソフトを入れない」という習慣を身につけて、安全にパソコンを使い続けましょう。

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よくある質問

まず試してほしいこと:Windows Updateを今すぐ確認する

最も重要なのは、パソコンに最新の更新プログラムが適用されているか確認することです。「スタート」から「設定」を開き、「Windows Update」を選んで「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。「KB5121003」またはそれ以降の更新が適用されていれば、今回の脆弱性はすでに修正されています。まだの場合は今すぐ更新をインストールし、パソコンを再起動しましょう。

主な原因:なぜAFD.sysの脆弱性がこれほど危険なのか

原因1:AFD.sysはWindowsのネットワーク通信を処理する中核ドライバー(プログラム)です。ここが悪用されると、パソコン内で最も強い権限である「SYSTEM権限」を攻撃者に奪われてしまいます。

対処法①Windows Updateを最新の状態にする

1. 「設定」→「Windows Update」を開きます。

対処法②見覚えのない求人メール・PDFは開かない

LinkedInやメールで届いた採用担当者からのメッセージに添付されたPDFや、ソフトのインストールを促すリンクには注意してください。「実在する企業名」を名乗っていても、URLが公式サイトと一致しているかを必ず確認する習慣をつけましょう。

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