【電源ユニットが壊れたかも?】故障を疑ったときの検査方法・確認手順を5つ解説

パーツ・ハードウェア

「パソコンの電源ボタンを押しても何も反応しない」「使っている途中で突然電源が落ちる」「再起動を勝手に繰り返す」といった症状が出ると、電源ユニット(PSU:パソコンに電気を供給する部品)の故障を疑う方は少なくありません。

電源ユニットはパソコン全体に電力を送る重要なパーツのため、故障かどうかを見分けられないと「修理に出すべきか」「買い替えるべきか」の判断がつかず不安になりますよね。

この記事では、専門知識がない方でも自分で確認できる電源ユニット故障の検査方法と、よくある原因、試してほしい対処法を順番にわかりやすく解説します。

まず試してほしいこと(緊急の応急処置)

詳しい検査を始める前に、まず以下を確認してください。

1. 電源ケーブルやコンセントの差し込みが緩んでいないか確認します。電源タップを使っている場合は、コンセントに直接挿し直してみてください。

2. 電源ユニット本体にあるメインスイッチ(背面にある「O」「I」の切り替えスイッチ)が「I」(オン)側になっているか確認してください。

上記を試しても改善しない場合は、次の「主な原因」と「検査方法」を確認していきます。

主な原因

経年劣化(コンデンサの劣化) 電源ユニット内部のコンデンサ(電気を蓄える部品)は使用years年数とともに劣化し、電力供給が不安定になります。

過電力・高負荷による損傷 パーツを増設したりグラフィックボードを強化したりして電源ユニットの定格を超える負荷がかかると、保護機能が働いて電源が落ちることがあります。

ホコリによる排熱不良 内部にホコリが溜まると冷却が悪化し、過熱保護機能によって動作が停止する原因になります。

落雷・電圧サージによる損傷 雷や瞬間的な電圧変動(サージ)によって、内部の回路が破損することがあります。

内部配線の断線・コネクタの接触不良 電源ユニットからマザーボードや各パーツへ伸びるケーブルの断線や、コネクタの抜け・接触不良も故障に似た症状を引き起こします。

対処法①起動時の様子を確認する

電源を入れた直後の挙動を確認します。電源ボタンを押してもファンが全く回らない、電源ランプが点灯しない場合は、電源ユニット自体が機能していない可能性が高くなります。

逆にファンは回るのに画面が表示されない場合は、電源ユニットではなくマザーボードやCPU側の問題である可能性も考えられます。どこまで動作するかを切り分けることが診断の第一歩です。

対処法②内部を目視点検する

パソコンの電源を完全に切り、コンセントから抜いた状態で内部を確認します。電源ユニットの基板に焦げ跡や黒い変色がないか、コンデンサ(円柱形の部品)が膨らんでいたり液漏れしていないかをチェックします。

また、電源ユニット付近から焦げたような臭いや甘い臭いがする場合も、内部の回路やコンデンサが損傷しているサインです。異常が見られた場合は無理に通電せず、次の対処法に進むか専門業者に相談してください。

対処法③ペーパークリップテストで動作確認する

電源ユニット単体が動作するかを確認する方法です。マザーボードから24pinコネクタを外し、緑色の線(PS-ON)が刺さっている穴と隣接する黒色の線(GND)が刺さっている穴をペーパークリップなどでつなぎ、電源ユニット本体のスイッチを入れます。

ファンが正常に回転すれば電源ユニット自体は通電していることになります。ファンが回らない場合は、電源ユニットが故障している可能性が高いです。感電・火花のリスクがあるため、不安な場合はこの手順を飛ばして専門業者に相談しても問題ありません。

対処法④PSUチェッカーやマルチメーターで電圧を確認する

PSUチェッカー(電源テスター)という専用機器を24pinコネクタに接続すると、各電圧(3.3V・5V・12V)が正常範囲かどうかをLCD画面で確認できます。数千円程度で購入できる工具です。

より詳しく調べたい場合はマルチメーター(テスター)を使い、コネクタの各ピンの電圧を直接測定します。表示された値が定格から大きく外れている場合は、電源ユニットの故障が濃厚です。

対処法⑤専門業者に相談する

上記の検査を行っても判断がつかない場合や、パソコン内部の分解・通電テストに不安がある場合は、無理に作業を進めず、パソコン修理専門業者やメーカーのサポート窓口に相談することをおすすめします。

特に、焦げ跡や異臭がある状態で何度も電源を入れ直すと、他のパーツまで損傷が広がる恐れがあるため注意が必要です。

検査の結果、電源ユニットの故障が確定した場合は、現在のパソコンの構成(消費電力)に合った容量のものへの交換や、パソコン本体の買い替えを検討するタイミングでもあります。

まとめ

電源ユニットの故障が疑われる場合は、まず起動時の様子(ファン・ランプの動作)を確認し、内部の目視点検で焦げ跡やコンデンサの膨らみがないかをチェックすることが大切です。さらにPSUチェッカーやマルチメーターで電圧を測定することで、より正確に故障を判断できます。

ご紹介した方法を試しても改善しない、または分解作業に不安がある場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。早めに原因を特定することで、他のパーツへの被害拡大を防ぐことにもつながります。

📖 関連記事:PCが重い・遅い・フリーズする症状別の対処法まとめ

よくある質問

まず試してほしいこと(緊急の応急処置)

詳しい検査を始める前に、まず以下を確認してください。

主な原因

経年劣化(コンデンサの劣化) 電源ユニット内部のコンデンサ(電気を蓄える部品)は使用years年数とともに劣化し、電力供給が不安定になります。

対処法①起動時の様子を確認する

電源を入れた直後の挙動を確認します。電源ボタンを押してもファンが全く回らない、電源ランプが点灯しない場合は、電源ユニット自体が機能していない可能性が高くなります。

対処法②内部を目視点検する

パソコンの電源を完全に切り、コンセントから抜いた状態で内部を確認します。電源ユニットの基板に焦げ跡や黒い変色がないか、コンデンサ(円柱形の部品)が膨らんでいたり液漏れしていないかをチェックします。

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