Windows 10を今も使い続けている皆さん、2026年7月14日(日本時間15日)にESU(延長セキュリティ更新プログラム)向けの月例更新「KB5099539」が配信されました。
「Windows 10はもうサポートが終わったのでは?」と思われるかもしれませんが、ESUに登録済みのパソコンには2027年10月まで毎月セキュリティ更新が届きます。今月の更新は、過去最多となる570件の脆弱性(セキュリティ上の弱点)の修正に加えて、6月の更新で発生していた不具合の修正も含まれた重要な内容です。
この記事では、KB5099539で何が直ったのか、インストール方法、そして注意点をわかりやすく解説します。
KB5099539のインストール方法
ESUに登録済みであれば、通常のWindows Updateと同じ手順でインストールできます。
手順1. 「スタート」→「設定」(歯車マーク)を開きます。
手順2. 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」をクリックします。
手順3. 「更新プログラムのチェック」をクリックし、表示された更新をインストールして再起動します。
インストール後、Windows 10のビルド番号は「19045.7548」になります。まだESUに登録していない方は、当ブログの「Windows 10のサポート延長を無料で受けるESU登録方法」の記事を参考に、先に登録を済ませてください。
修正①:他のアプリからWordやExcelが開けない不具合が解消
6月のセキュリティ更新のあと、「会計ソフトや業務アプリからExcelファイルを開こうとするとエラーになる」という不具合が発生していました。これはOLEオートメーション(アプリ同士がデータをやり取りする仕組み)の不具合が原因で、Microsoftも既知の問題として認めていたものです。
KB5099539でこの問題が正式に修正され、他のアプリからOffice製品を起動する操作が正常に戻りました。この症状に悩まされていた方は、今回の更新を最優先で適用してください。
修正②:エクスプローラーのOneDriveショートカットとごみ箱の不具合
管理者モードでエクスプローラー(ファイル管理画面)を開いたときに、OneDriveのショートカットが反応しなくなる不具合が修正されました。
また、ファイルを完全に削除するときの確認画面に、元のファイル名ではなくごみ箱の内部ファイル名(英数字の羅列)が表示されてしまう不具合も直っています。
修正③:セキュリティの強化(セキュアブート証明書・リモートデスクトップ)
パソコンの起動時の安全を守る「セキュアブート」について、証明書(安全性を保証する電子的な証明)の状態がWindowsセキュリティアプリで確認できるようになりました。2026年問題として知られるセキュアブート証明書の期限切れ対策が、Windows 10でも自動的に進められています。
また、リモートデスクトップ(離れた場所からパソコンを操作する機能)のセキュリティも強化され、より安全な証明書方式(SHA-2)への対応が追加されました。
注意点:ごく一部の古いアプリが動かなくなる可能性
今回の更新には、セキュリティ強化のための仕様変更が含まれており、ごく一部の古い通信アプリ(未登録のTDIトランスポートという古い仕組みを使うもの)が動かなくなる可能性があります。一般的なブラウザやOffice、メールソフトなどには影響ありませんので、ほとんどの方は心配いりません。
また、キーボードのショートカットキーがまれに反応しなくなる場合がありますが、そのアプリを再起動すれば直るとのことです。
Microsoftによると、今回の更新に関する新たな既知の問題(インストールすると発生する不具合)は報告されていません。安心して適用してください。
まとめ:ESU登録済みなら今すぐ適用を
KB5099539は、過去最多570件の脆弱性修正に加えて、6月更新で発生していたOffice関連の不具合修正も含む重要な更新です。既知の問題も報告されていないため、ESU登録済みの方は早めの適用をおすすめします。
まだESUに登録していない方は、2027年10月まで無料でセキュリティ更新を受け取れますので、この機会にぜひ登録を済ませておきましょう。Windows 11への乗り換えを検討中の方は、当ブログの買い替えガイドもあわせてご覧ください。
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よくある質問
KB5099539のインストール方法
ESUに登録済みであれば、通常のWindows Updateと同じ手順でインストールできます。
修正①:他のアプリからWordやExcelが開けない不具合が解消
6月のセキュリティ更新のあと、「会計ソフトや業務アプリからExcelファイルを開こうとするとエラーになる」という不具合が発生していました。これはOLEオートメーション(アプリ同士がデータをやり取りする仕組み)の不具合が原因で、Microsoftも既知の問題として認めていたものです。
修正②:エクスプローラーのOneDriveショートカットとごみ箱の不具合
管理者モードでエクスプローラー(ファイル管理画面)を開いたときに、OneDriveのショートカットが反応しなくなる不具合が修正されました。
修正③:セキュリティの強化(セキュアブート証明書・リモートデスクトップ)
パソコンの起動時の安全を守る「セキュアブート」について、証明書(安全性を保証する電子的な証明)の状態がWindowsセキュリティアプリで確認できるようになりました。2026年問題として知られるセキュアブート証明書の期限切れ対策が、Windows 10でも自動的に進められています。


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