【CPUクーラー・冷却ファンが壊れたかも?】異音・回転不良を疑ったときの検査方法を5つ解説

パーツ・ハードウェア

「パソコンから『カラカラ』『ゴロゴロ』という異音がする」「CPUの温度がいつもより高い」「急に電源が落ちる」といった症状が出ると、CPUクーラーや冷却ファン(水冷ファンを含む)の故障を疑う方は少なくありません。

冷却まわりはパソコンの安定動作を支える重要なパーツのため、故障かどうかを見分けられないと「掃除で直るのか」「交換すべきか」の判断がつかず不安になりますよね。

この記事では、専門知識がない方でも自分で確認できるCPUクーラー・冷却ファン(空冷・簡易水冷の両方)の故障の検査方法と、よくある原因、試してほしい対処法を順番にわかりやすく解説します。

まず試してほしいこと(緊急の応急処置)

詳しい検査を始める前に、まず以下を確認してください。

1. 異音や高温が続いている場合は、まず作業を中断してパソコンをシャットダウンしてください。冷却が効かない状態で使い続けると、CPUや他のパーツに負荷がかかり故障が広がる恐れがあります。

2. パソコン内部やファンの羽根にホコリが溜まっていないか確認します。可能であればエアダスターで軽くホコリを取り除いてみてください。それだけで異音が改善するケースもあります。

上記を試しても改善しない場合は、次の「主な原因」と「検査方法」を確認していきます。

主な原因

経年劣化(モーター・軸の故障) ファンは消耗品のため、長期間使用するとモーターや回転軸が劣化し、異音や回転不良を起こします。

ホコリの蓄積 ファンや放熱フィンにホコリが溜まると、回転バランスが崩れたり放熱効率が落ちたりして、異音や温度上昇の原因になります。

CPUグリスの劣化 CPUとクーラーの間に塗られているグリス(放熱剤)が乾燥・劣化すると、ファンが正常でも放熱がうまくいかず温度が上昇します。

簡易水冷ポンプの劣化・液漏れ 水冷クーラーを使用している場合、ポンプ内部の気泡混入や経年劣化、冷却液の漏れによって冷却性能が落ちることがあります。

配線の接触不良 ファンの電源コネクタがマザーボードから外れていたり、断線していたりすると、ファン自体は正常でも回転しません。

対処法①BIOS画面でエラー表示を確認する

パソコン起動時にBIOS(基本的な設定を行う画面)に入り、ファンの回転数(RPM)が表示されているか確認します。「CPU Fan Error」「Fan not detected」と表示される場合や、回転数が「0 RPM」「N/A」と表示される場合は、ファンが認識されていない、または停止している状態です。

簡易水冷の場合は、ポンプ用のコネクタの回転数も同様に確認してください。ポンプが停止していると冷却液が循環せず、急激な温度上昇につながります。

対処法②異音・回転の様子を目視と耳で確認する

パソコンの側面パネルを開け、電源を入れた状態でファンが正常に回転しているかを目視で確認します。回転が遅い、ガタつく、止まったり動いたりを繰り返す場合は故障の可能性が高いです。

簡易水冷の場合は、CPUヘッド(ポンプと一体になっている部分)に耳を近づけて確認します。「ブーン」というモーター音や小さな振動が感じられればポンプは動作していますが、無音の場合はポンプが停止している可能性があります。

対処法③ファンを清掃して改善するか確認する

パソコンの電源を切り、コンセントを抜いた状態でファンや放熱フィンに溜まったホコリをエアダスターやブラシで取り除きます。ファンを直接手で軽く回し、引っかかりやガタつきがないかも確認してください。

清掃後に異音が改善した場合はホコリが原因だった可能性が高いです。改善しない場合は、ファンの軸やモーター自体が劣化している可能性が高くなります。

対処法④CPU温度を計測して放熱状態を確認する

HWiNFO64Core Tempといった無料の温度監視ソフトをインストールし、CPU温度を確認します。アイドル時に温度が70℃を超えている場合や、軽い作業でも急激に温度が上昇する場合は、ファンの回転不良かグリスの劣化が疑われます。

ファンの回転自体に問題がない場合は、CPUグリスの塗り直しで改善することもあります。分解作業に不安がある場合は、次の対処法に進んでください。

対処法⑤専門業者に相談する

上記の検査を行っても判断がつかない場合や、簡易水冷ポンプの分解・冷却液の取り扱いに不安がある場合は、無理に作業を進めず、パソコン修理専門業者やメーカーのサポート窓口に相談することをおすすめします。

特に、異音や高温が続いている状態で使用を続けると、CPU自体や周辺のパーツにまで損傷が広がる恐れがあるため注意が必要です。

検査の結果、ファンやポンプの故障が確定した場合は、現在のパソコンの構成に合った冷却ファンやクーラーへの交換を検討するタイミングでもあります。

まとめ

CPUクーラー・冷却ファンの故障が疑われる場合は、まずBIOS画面で回転数やエラー表示を確認し、目視と耳で異音・回転の様子をチェックすることが大切です。さらにホコリの清掃や温度監視ソフトでの計測を行うことで、原因をより正確に切り分けられます。

ご紹介した方法を試しても改善しない、または簡易水冷の分解作業に不安がある場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。早めに原因を特定することで、CPUや他のパーツへの被害拡大を防ぐことにもつながります。

📖 関連記事:PCが重い・遅い・フリーズする症状別の対処法まとめ

よくある質問

まず試してほしいこと(緊急の応急処置)

詳しい検査を始める前に、まず以下を確認してください。

主な原因

経年劣化(モーター・軸の故障) ファンは消耗品のため、長期間使用するとモーターや回転軸が劣化し、異音や回転不良を起こします。

対処法①BIOS画面でエラー表示を確認する

パソコン起動時にBIOS(基本的な設定を行う画面)に入り、ファンの回転数(RPM)が表示されているか確認します。「CPU Fan Error」「Fan not detected」と表示される場合や、回転数が「0 RPM」「N/A」と表示される場合は、ファンが認識されていない、または停止している状態です。

対処法②異音・回転の様子を目視と耳で確認する

パソコンの側面パネルを開け、電源を入れた状態でファンが正常に回転しているかを目視で確認します。回転が遅い、ガタつく、止まったり動いたりを繰り返す場合は故障の可能性が高いです。

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