「テレワーク先のパソコンにリモートデスクトップで接続したら、画面が真っ黒のまま何も表示されない」「ゲームを長時間プレイしていたら急に強制終了した」——NVIDIA製グラフィックボードを使っているパソコンで、こうした症状に困っていませんか。
実はこの症状、2026年8月下旬に配信されたGeForceドライバー「616.56」が原因で発生していた既知の不具合です。ブラウザの画面がちらつく、仮想ディスプレイが作成できないといった症状も同時に報告されていました。
幸い、この不具合はNVIDIAが2026年9月9日に公開した最新ドライバー「616.92」ですでに修正されています。この記事では、症状が起きる原因と、今すぐできる対処法を手順つきでわかりやすく解説します。
まず試してほしいこと
最も確実で手っ取り早い対処法は、GeForceドライバーを最新版の「616.92」以降にアップデートすることです。原因を先に知りたい方は次の章から、すぐに直したい方は「対処法①」まで読み飛ばしてください。
主な原因
原因①:GeForceドライバー「616.56」に含まれていたバグ。2026年8月下旬に配信されたゲーム対応ドライバー616.56に、複数のディスプレイ関連の不具合が含まれていたことがすべての発端です。
原因②:リモートデスクトップ(RDP)接続時の描画処理の不具合。616.56を適用した状態で別のパソコンへリモートデスクトップ接続すると、画面が黒いまま切り替わらない不具合が発生していました。
原因③:仮想ディスプレイの作成に関する不具合。配信ソフトやリモートワーク用ツールが内部的に使う「仮想ディスプレイ」を、616.56適用後は作成できなくなる不具合も報告されていました。
原因④:ゲーム「Assassin’s Creed Shadows」の長時間プレイ時のクラッシュ。同じく616.56適用後、このゲームを長時間プレイしていると、デスクトップに強制的に戻される(クラッシュする)不具合が確認されていました。
対処法①GeForceドライバーを616.92以降に更新する
手順1:パソコン右下の通知領域、またはスタートメニューからGeForce Experience(インストールしていない場合はNVIDIA公式サイトの「ドライバーダウンロード」ページ)を開きます。
手順2:「ドライバー」タブを開き、バージョンが616.92以降になっているか確認します。古いバージョンのままであれば「ダウンロード」を選択します。
手順3:ダウンロードが終わったらインストーラーを起動し、「クリーンインストールを実行する」にチェックを入れてからインストールを進めます。以前のドライバーの不具合が残らず、より確実に直ります。
手順4:インストール完了後にパソコンを再起動し、リモートデスクトップ接続やゲームで症状が改善しているか確認します。
対処法②Windows Updateからも更新がないか確認する
手順1:設定 > Windows Update > 詳細オプション > オプションの更新プログラムを開きます。
手順2:ドライバーの更新一覧にNVIDIA関連の項目が表示されていないか確認し、あればチェックを入れてダウンロードとインストールを行います。GeForce Experience以外の経路でも配信されることがあります。
対処法③すぐに更新できない場合は一時的にロールバックする
手順1:デバイスマネージャーを開き、「ディスプレイアダプター」からお使いのGeForce製品名を右クリックしてプロパティを選びます。
手順2:「ドライバー」タブに「ドライバーを元に戻す」ボタンがあれば選択します。616.56より前のバージョンに戻すことで、症状を一時的に回避できます(ボタンがない場合はこの方法は使えません)。
対処法④GeForce Experienceのキャッシュをクリアする
手順1:エクスプローラーのアドレス欄に「%LocalAppData%\NVIDIA\GeForceExperience」と入力し、Enterキーを押します。
手順2:表示されたフォルダの中身をすべて削除し、パソコンを再起動してからGeForce Experienceを起動し直します。設定情報が壊れていた場合に有効です。
対処法⑤それでも直らない場合はドライバーを完全に削除してから入れ直す
手順1:「DDU(Display Driver Uninstaller)」という無料ツールをセーフモードで起動し、NVIDIA関連のドライバーを完全に削除します。
手順2:通常モードで再起動し、対処法①の手順であらためて616.92以降のドライバーを新規インストールします。古い設定ファイルが残っていると解消しない不具合にも効果的です。
まとめ
リモートデスクトップの黒画面や仮想ディスプレイの作成失敗、ゲームのクラッシュは、いずれもGeForceドライバー「616.56」に起因する不具合で、最新の「616.92」以降にアップデートすれば解決します。まずは対処法①のクリーンインストールを試し、改善しない場合は②〜⑤の手順を順番に試してみてください。
それでも症状が続く場合は、NVIDIAの公式フォーラムで同様の報告がないか確認するか、GPUの不具合以外の原因(グラフィックボード本体の故障など)も視野に入れて調査することをおすすめします。
📖 関連記事:Windowsアップデート後の不具合・対処法5選
よくある質問
まず試してほしいこと
最も確実で手っ取り早い対処法は、GeForceドライバーを最新版の「616.92」以降にアップデートすることです。原因を先に知りたい方は次の章から、すぐに直したい方は「対処法①」まで読み飛ばしてください。
主な原因
原因①:GeForceドライバー「616.56」に含まれていたバグ。2026年8月下旬に配信されたゲーム対応ドライバー616.56に、複数のディスプレイ関連の不具合が含まれていたことがすべての発端です。
対処法①GeForceドライバーを616.92以降に更新する
手順1:パソコン右下の通知領域、またはスタートメニューからGeForce Experience(インストールしていない場合はNVIDIA公式サイトの「ドライバーダウンロード」ページ)を開きます。
対処法②Windows Updateからも更新がないか確認する
手順1:設定 > Windows Update > 詳細オプション > オプションの更新プログラムを開きます。


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