Windows11の更新プログラムを入れたら、パソコンが2回も3回も勝手に再起動を繰り返して、画面が真っ暗なまま何分も戻ってこない…そんな経験をして「壊れたのでは」と不安になっていませんか?
実はこれ、多くの場合は故障ではなく、Windows11が「セキュアブート証明書」という重要なセキュリティ情報を更新するために必要な、正常な動作です。2026年4月頃から、月例更新のたびに複数回再起動するケースが増えています。
この記事では、なぜ何度も再起動するのか、待っていて大丈夫なケースとそうでないケースの見分け方、そして安心して更新を終わらせるための対処法を解説します。
まず試してほしいこと
再起動が続いていても、まずは電源ボタンを長押しして強制終了しないでください。目安として15〜20分程度は、画面に何も表示されない状態やクルクル回るインジケーターだけの状態が続いても、内部では処理が進んでいることがほとんどです。
主な原因
原因①:セキュアブート証明書の更新
Microsoftは2023年に発行した古いセキュアブート証明書(安全に起動するための仕組み)の期限切れに備え、2026年に入ってから新しい証明書を段階的に配信しています。この証明書はパソコンの基盤部分であるファームウェアに書き込む必要があるため、通常のアプリ更新とは異なる特別な処理が必要です。
原因②:複数回の再起動がセットで必要な処理
証明書の反映は「変更内容を一時保存」「ファームウェアへの書き込み」「新しい署名済みの起動プログラムでの起動」という3段階に分かれており、それぞれの段階でパソコンが再起動することがあります。多くの場合はこの再起動が自動処理の中で目立たないタイミングに行われますが、環境によっては画面が黒いまま長く止まって見えることがあります。
原因③:証明書以外のファームウェア・ドライバー更新
同じ月の更新プログラムに、証明書とは別のファームウェアやドライバーの更新が含まれている場合、証明書の適用後にもう一度再起動が必要になることがあります。そのため「先月も再起動したのに今月もまた…」と感じるケースがあります。
原因④:証明書が完全に適用されれば再起動は落ち着く
Microsoftは、証明書の適用が完了したパソコンでは同じ理由による複数回再起動は起きなくなるとしています。ただし別の月の更新で別の原因の再起動が発生することはあり得ます。
対処法①:慌てず15〜20分は待つ
画面が真っ暗、あるいはクルクル回るマークが出たまま動かないように見えても、内部ではファームウェアへの書き込み処理が進行中であることがほとんどです。目安として15〜20分は電源を切らずに待ってみてください。
対処法②:現在のWindows11のビルド番号を確認する
今どの更新が適用されているか気になる場合は、スタートメニューから設定を開き、システム→バージョン情報を選びます。
表示された「OSビルド」の欄が「26200.9168」(Windows11 25H2)または「26100.9168」(Windows11 24H2)になっていれば、2026年8月の更新が正常に適用されています。
対処法③:待っても戻らない場合の判断基準
20〜30分待っても画面がまったく変化しない、ファンの音や動作している気配もない、といった場合は、証明書の反映とは別の不具合が起きている可能性があります。
その場合は、電源ボタンを10秒ほど長押しして強制終了し、再度電源を入れ直してみてください。それでも同じ画面で止まる場合は、Windowsの回復環境(自動修復)に入るはずですので、画面の案内に従って操作します。
対処法④:心配な場合の確認先
不安な場合は、Windows標準の「Feedback Hub」アプリから状況を報告できます。また、パソコンメーカーのサポート窓口やMicrosoftコミュニティでも、同様の症状が報告されていないか確認できます。
なお、Microsoftはセキュリティ更新を3日以上遅らせないよう呼びかけているため、再起動が不安だからといって更新そのものを止めてしまうのはおすすめできません。
まとめ
Windows11の更新後に何度も再起動を繰り返したり、画面が真っ暗なまま数分〜十数分続いたりするのは、多くの場合セキュアブート証明書の更新に伴う正常な動作です。慌てて電源を切らず、15〜20分程度は様子を見てみましょう。
証明書が完全に適用されれば、以降の月例更新では同じ理由による複数回再起動は起きにくくなります。それでも長時間戻らない場合だけ、強制終了や回復環境での対応を検討してください。
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よくある質問
まず試してほしいこと
再起動が続いていても、まずは電源ボタンを長押しして強制終了しないでください。目安として15〜20分程度は、画面に何も表示されない状態やクルクル回るインジケーターだけの状態が続いても、内部では処理が進んでいることがほとんどです。
主な原因
原因①:セキュアブート証明書の更新Microsoftは2023年に発行した古いセキュアブート証明書(安全に起動するための仕組み)の期限切れに備え、2026年に入ってから新しい証明書を段階的に配信しています。この証明書はパソコンの基盤部分であるファームウェアに書き込む必要があるため、通常のアプリ更新とは異なる特別な処理が必要です。
対処法①:慌てず15〜20分は待つ
画面が真っ暗、あるいはクルクル回るマークが出たまま動かないように見えても、内部ではファームウェアへの書き込み処理が進行中であることがほとんどです。目安として15〜20分は電源を切らずに待ってみてください。
対処法②:現在のWindows11のビルド番号を確認する
今どの更新が適用されているか気になる場合は、スタートメニューから設定を開き、システム→バージョン情報を選びます。

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