2026年7月14日(火)に、Windows 11の月例アップデートが配信されます。今回の更新は、調子が悪くなったパソコンをすぐ元に戻せる「ポイントインタイム復元」や、アップデートを好きなだけ止められる新しい一時停止機能など、日々の使い勝手を大きく変える新機能がたくさん含まれています。
「アップデートって何が変わるの?」「更新して不具合が出たら怖い…」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、7月アップデートで来る主な新機能を、パソコンが苦手な方にもわかりやすく紹介します。あわせて、更新前にやっておくと安心な5つの準備も解説しますので、慌てず安全にアップデートを迎えましょう。
7月のWindows 11アップデートはいつ来る?
Windowsの月例アップデート(Patch Tuesday)は、毎月第2火曜日に配信されます。2026年7月は7月14日(火)が配信日です。日本のパソコンには、時差の関係で7月15日(水)の午前中以降に順番に届きます。
今回の新機能は、6月下旬に配信された「オプションのプレビュー更新(KB5095093)」で先行公開されていました。7月14日の更新で、これらの機能が正式にすべての人へ順次届く形になります。ただしMicrosoftは新機能を少しずつ配信するため、更新してもすぐに全機能が表示されない場合があります。
7月アップデートで来る主な新機能
今回のアップデートで特に注目したい新機能を、7つに絞って紹介します。
①パソコンを元に戻せる「ポイントインタイム復元」
アップデートやドライバーの不具合でパソコンの調子が悪くなったとき、調子の良かった時点までまるごと元に戻せる新しい回復機能です。自動で復元ポイントが作られ、パソコンが起動できなくなった場合でも回復環境(WinRE)から復元できます。HomeとProでは初期状態で有効ですが、200GB以上の空き容量が必要です。詳しくはこちらの記事で解説しています。
②アップデートを好きなだけ止められる「一時停止」の強化
Windows Updateにカレンダー表示の一時停止が追加され、最大35日まで自由に更新を止められるようになりました。期限が来ても何度でも再延長できるため、実質的に好きなタイミングまで更新を先送りできます。設定方法は別記事で詳しく紹介しています。
③目にやさしい「スクリーンティント」
画面全体に好みの色を重ねて目の疲れをやわらげる新しいアクセシビリティ機能です。「設定」→「アクセシビリティ」→「スクリーンティント」から、6色のプリセット、または好きな色を選べます。夜間モード(ナイトライト)とは別の機能で、併用することもできます。
④集中を妨げない「ウィジェット」に改善
天気やニュースを表示するウィジェットが、マウスを乗せただけでは開かない設定に変わり、通知やタスクバーのバッジも控えめになりました。うっかり開いて作業が中断されることが減ります。
⑤プリンターの接続方式が変わる(IPP対応)
プリンターを追加するとき、「Windows Ready Print」による標準的な接続(IPP)が既定になります。多くのプリンターがドライバー不要で使えるようになりますが、うまく動かない場合は「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」で、この設定をオフに戻せます。
⑥ファイルエクスプローラーが速くなる
ファイルやフォルダーを開く「エクスプローラー」の起動が速くなり、アドレスバーの動作やファイル名の変更も安定しました。日常のファイル操作が少し快適になります。
⑦Bluetooth・ネットワークの安定性アップ
Bluetoothイヤホンのミュート同期や、スリープ・休止状態からの復帰後の再接続が改善されました。さらに、Wi-Fi関連のブルースクリーンが減るなど、ネットワークの安定性も向上しています。
更新前にやっておきたい5つの準備
新機能は便利ですが、アップデート直後にまれに不具合が出ることもあります。以下の5つを済ませておくと安心です。
準備①大切なデータをバックアップする
万一に備えて、写真や書類などの大切なデータは外付けHDDやUSBメモリにバックアップしておきましょう。手順はこちらの記事で解説しています。
準備②復元ポイントを作っておく
更新前に手動で復元ポイントを作っておくと、不具合が出てもすぐ元に戻せます。作り方はこの記事を参考にしてください。
準備③BitLockerの回復キーを確認する
アップデート後に「BitLockerの回復キー」の入力を求められることがあります。あわてないよう、Microsoftアカウントにサインインして回復キーを事前に控えておくと安心です。
準備④空き容量を確保する
アップデートには十分な空き容量が必要です。特に新機能の「ポイントインタイム復元」を使う場合は200GB以上が目安になります。不要なファイルを削除して、空き容量を増やしておきましょう。
準備⑤時間に余裕をもって更新する
アップデートは完了まで時間がかかることがあります。作業の途中で電源を切らずに、時間に余裕のあるときに実行しましょう。ノートパソコンはACアダプターを接続した状態で行ってください。
まとめ
2026年7月14日のWindows 11アップデートでは、ポイントインタイム復元・更新の一時停止・スクリーンティントなど、便利な新機能が多数追加されます。更新前に、「バックアップ」「復元ポイントの作成」「BitLocker回復キーの確認」「空き容量の確保」「時間の余裕」という5つの準備を済ませておけば、慌てず安全にアップデートできます。
もし更新後に不具合が出た場合は、今回追加された「ポイントインタイム復元」で元に戻すか、当サイトの各対処法記事も参考にしてみてください。
📖 関連記事:PCが重い・遅い・フリーズする症状別の対処法まとめ
📖 関連記事:【毎月の更新が入らない!】Windows 11にアップグレード後、更新が失敗する不具合とDISMで直す方法 / 【タスクバーのアイコンが灰色の四角になった!】Windows 11不具合の原因と今すぐできる対処法
よくある質問
7月のWindows 11アップデートはいつ来る?
Windowsの月例アップデート(Patch Tuesday)は、毎月第2火曜日に配信されます。2026年7月は7月14日(火)が配信日です。日本のパソコンには、時差の関係で7月15日(水)の午前中以降に順番に届きます。
7月アップデートで来る主な新機能
今回のアップデートで特に注目したい新機能を、7つに絞って紹介します。
更新前にやっておきたい5つの準備
新機能は便利ですが、アップデート直後にまれに不具合が出ることもあります。以下の5つを済ませておくと安心です。


コメント