「ヘッドセットやUSBスピーカーを使っていたら、急に音がまったく出なくなった」「デバイスマネージャーを開いたら、オーディオ機器に見慣れない黄色い!マークと『コード10』というエラーが表示されている」——2026年9月9日に配信されたWindows Update「KB5124008」を適用したあと、このような症状に困っている方が増えています。
結論から言うと、これはあなたのパソコンやオーディオ機器が故障したわけではなく、Microsoft自身が把握している既知の不具合です。この記事では、症状の内容と、修正プログラムが配布されるまでの間に試せる対処法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
まず試してほしいこと
今すぐ音を鳴らしたい場合は、次の2つを試してみてください。
1つ目は、音が出ないUSBオーディオ機器やヘッドセットを一度パソコンから取り外し、別のUSBポートに挿し直すことです。ポートを変えるだけで一時的に認識し直され、音が戻ることがあります。
2つ目は、パソコン本体のイヤホンジャックや、外部ディスプレイ・テレビのHDMI音声出力など、USB接続ではない別の音声出力に一時的に切り替えることです。すぐに音を鳴らしたい場面ではこちらが確実です。
主な原因
KB5124008は、Windows 11の24H2・25H2・26H1向けに配信された2026年9月の月例セキュリティ更新プログラムです。この更新の適用後、「USBオーディオクラス1.0」という規格に対応したUSBスピーカーやヘッドセットなどで不具合が起きることが報告されています。
影響を受ける製品は幅広く、デスクトップパソコンで使うUSBスピーカーや、USB接続タイプのヘッドセット・マイクなどが対象になり得ます。
症状は主に2つのパターンに分かれます。1つは、デバイスマネージャーで対象機器に「このデバイスを開始できません(コード10)」と表示され、完全に音が出なくなるケースです。もう1つは、ステレオ(2チャンネル)では音が出るものの、5.1chや7.1chのマルチチャンネル、3Dオーディオモードに切り替えると音が途切れるケースです。
なお、この不具合はWindows 11のクライアント版(一般的なパソコン)で確認されており、サーバー版のWindowsでは発生しないとされています。2026年9月12日時点で、Microsoftは問題を確認して調査中と発表していますが、正式な修正プログラムはまだ配布されていません。
対処法①出力チャンネルを2チャンネル(ステレオ)に変更する
マルチチャンネルや3Dオーディオに切り替えたときだけ音が出なくなる場合は、出力設定をステレオに戻すことで改善することがあります。
1. タスクバー右下の音量アイコンを右クリックし、「サウンドの設定」を開きます。
2. 出力デバイスの一覧から該当機器を選び、「デバイスのプロパティ」から「追加のデバイスプロパティ」を開きます。
3. 「詳細」タブを開き、既定の形式を「2チャンネル、16ビット」などステレオ系の設定に変更して保存します。
対処法②パソコン本体やモニターの音声出力に切り替える
コード10エラーで完全に音が出ない場合は、修正プログラムが配布されるまでの間、別の音声出力を使うのが最も確実な回避策です。
1. 「設定」から「システム」→「サウンド」を開きます。
2. 出力デバイスの一覧から、パソコン本体のスピーカーやイヤホンジャック、モニター・テレビのHDMI/DisplayPort音声出力を選び直します。
対処法③USBオーディオ機器のドライバーを再インストールする
ドライバーの再読み込みで一時的に認識し直され、コード10が解消することがあります。
1. デバイスマネージャーを開き、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の一覧を展開します。
2. コード10が表示されている機器を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選びます。
3. パソコンを再起動すると、Windowsが自動的にドライバーを再インストールします。それでも改善しない場合は、機器メーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードして手動でインストールしてください。
対処法④修正プログラムの配布を待つ(更新の一時的な取り消しは慎重に)
KB5124008には音の不具合だけでなく、重要なセキュリティの修正も含まれています。音が出ないことだけを理由に更新を取り消してしまうと、パソコンがセキュリティ上の危険にさらされたままになってしまいます。
そのため基本的には、対処法①〜③の応急処置でしのぎながら、Windows Updateで次の修正プログラムが配布されるのを待つことをおすすめします。どうしても急ぎで元に戻したい場合は、「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」から更新プログラムのアンインストールを行うこともできますが、その場合は今回の更新で修正された脆弱性が再び残ってしまう点を理解した上で判断してください。
まとめ
KB5124008の適用後にUSBオーディオ機器やヘッドセットの音が出なくなった場合は、まず別のUSBポートや別の音声出力に切り替えて応急処置を行い、そのうえで出力チャンネルの変更やドライバーの再インストールを試してみてください。
いずれの方法でも改善しない場合は、機器メーカーのサポート窓口に問い合わせるとともに、Microsoftからの修正プログラムの配布状況を「設定」→「Windows Update」で定期的に確認するようにしましょう。
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よくある質問
まず試してほしいこと
今すぐ音を鳴らしたい場合は、次の2つを試してみてください。
主な原因
KB5124008は、Windows 11の24H2・25H2・26H1向けに配信された2026年9月の月例セキュリティ更新プログラムです。この更新の適用後、「USBオーディオクラス1.0」という規格に対応したUSBスピーカーやヘッドセットなどで不具合が起きることが報告されています。
対処法①出力チャンネルを2チャンネル(ステレオ)に変更する
マルチチャンネルや3Dオーディオに切り替えたときだけ音が出なくなる場合は、出力設定をステレオに戻すことで改善することがあります。
対処法②パソコン本体やモニターの音声出力に切り替える
コード10エラーで完全に音が出ない場合は、修正プログラムが配布されるまでの間、別の音声出力を使うのが最も確実な回避策です。


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