「Windowsアップデートを入れたら、急にマウスカーソルが大きな白い矢印に変わってしまった」「デスクトップの壁紙がいつの間にか真っ黒になっている」——2026年8月28日に配信されたWindows 11の更新プログラム「KB5120998」を適用した後、このような症状に驚いている方が増えています。
せっかく気に入ったカーソルや壁紙を設定していたのに、急に見た目が変わってしまうと戸惑ってしまいますよね。実はこの不具合、Microsoft自身も把握して調査を進めている、更新プログラム側の問題です。
この記事では、KB5120998で起きているマウスカーソル・壁紙の不具合の原因と、今すぐ試せる5つの対処法をわかりやすく解説します。
まず試してほしいこと
症状に気づいたら、まずはパソコンを再起動してみてください。再起動だけで一時的にカーソルの見た目が元に戻るケースが報告されています。ただし、再びスリープや再起動を行うと症状がぶり返すこともあるため、根本的な対処には後述の方法を試す必要があります。
また、壁紙が真っ黒になってしまった場合は、「設定」→「個人用設定」→「背景」から一度別の画像を選び直すことで表示が復旧することもあります。
主な原因
今回の不具合は、2026年8月28日に配信された「KB5120998」というプレビュー更新プログラム(正式なセキュリティ更新の前に配布される非セキュリティ更新)が原因です。主な原因は次の3つが考えられます。
1つ目は、更新プログラムの適用時にマウスカーソルのパーソナライズ設定(サイズ・配色・カスタムカーソル)が正しく引き継がれず、初期設定の大きな白いカーソルに戻ってしまう不具合です。カーソルのアニメーションが動かなくなる、上下に伸びたような形になるといった報告もあります。
2つ目は、同じくパーソナライズ設定に関わるデスクトップの壁紙情報が更新プログラムの処理中にリセットされ、単色の黒い背景に置き換わってしまう不具合です。
3つ目は、これらの症状に加えて一部の環境ではフォント表示の乱れも報告されており、Microsoftはこれらをまとめて調査中の既知の問題として公表しています(2026年8月31日時点、恒久的な修正はまだ配信されていません)。
対処法①KB5120998をアンインストールする
最も確実な対処法は、原因となっている更新プログラムを取り除くことです。KB5120998は「プレビュー」扱いの任意更新(オプション更新)のため、削除しても8月の月例セキュリティ更新の内容が失われることはありません。
手順は次のとおりです。
1. 「スタート」→「設定」を開く
2. 「Windows Update」→「更新の履歴」を開く
3. 一覧の中から「更新プログラムをアンインストールする」を選択
4. 「KB5120998」を探して「アンインストール」をクリック
5. 指示に従ってパソコンを再起動する
一覧から見つからない場合は、「設定」→「システム」→「回復」→「詳細スタートアップ」→「今すぐ再起動」から起動し、「トラブルシューティング」→「更新プログラムのアンインストール」→「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」を選ぶ方法でも削除できます。
対処法②マウスカーソルの設定を手動でやり直す
更新プログラムを削除しなくても、カーソルの設定を手動でやり直すことで見た目が改善する場合があります。
1. 「設定」→「アクセシビリティ」→「マウスポインターとタッチ」を開く
2. ポインターのスタイル・サイズ・色を一度別の項目に変更する
3. その後、元々使いたかった設定に戻す
この「一度変えてから戻す」操作によって、正しいカーソル情報が再度書き込まれ、崩れた表示が直るケースが報告されています。
対処法③壁紙を再設定する
壁紙が黒くなってしまった場合は、以下の手順で設定をやり直してください。
1. 「設定」→「個人用設定」→「背景」を開く
2. 「個人用の背景」を別の画像にいったん切り替える
3. 問題なく表示されることを確認してから、元の画像を選び直す
元の画像ファイル自体が壊れているわけではないため、多くの場合はこの操作だけで正常な表示に戻ります。
対処法④「更新を早く入手する」設定をオフにしておく
今回のKB5120998は、正式な月例更新より一足早く配信されるプレビュー(オプション)更新です。この種の更新は新機能をいち早く試せる一方、不具合が含まれるリスクも高くなります。
今後同じようなトラブルを避けたい場合は、「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」にある「サポートされている場合は最新の更新プログラムを受け取る」のトグルをオフにしておきましょう。これにより、任意のプレビュー更新は配信されず、安定版の月例更新のみが自動的に適用されるようになります。
対処法⑤Microsoftの正式な修正を待つ・フィードバックで報告する
Microsoftはこの不具合を「調査中の既知の問題」として公式に認めており、今後の累積更新プログラムで修正パッチが配信される見込みです。急いで直す必要がない場合は、次回以降の更新を待つのも一つの方法です。
また、同じ症状に困っている場合は、「フィードバックHub」アプリから症状を報告しておくと、Microsoftの調査・修正の優先度を上げる助けになります。
まとめ
Windows 11のKB5120998適用後にマウスカーソルが崩れたり壁紙が真っ黒になったりする不具合は、更新プログラム側の問題であることをMicrosoftも認めています。まずは再起動やカーソル・壁紙の再設定を試し、改善しない場合は更新プログラムのアンインストールを検討しましょう。
プレビュー更新は新機能をいち早く試せる反面、こうした不具合に遭遇しやすい面もあります。安定した動作を優先したい方は、「最新の更新プログラムを早く受け取る」設定をオフにしておくと安心です。今回のケースのようにMicrosoftが公式に不具合を認めている場合は、焦らず正式な修正を待つのも良い選択です。
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よくある質問
まず試してほしいこと
症状に気づいたら、まずはパソコンを再起動してみてください。再起動だけで一時的にカーソルの見た目が元に戻るケースが報告されています。ただし、再びスリープや再起動を行うと症状がぶり返すこともあるため、根本的な対処には後述の方法を試す必要があります。
主な原因
今回の不具合は、2026年8月28日に配信された「KB5120998」というプレビュー更新プログラム(正式なセキュリティ更新の前に配布される非セキュリティ更新)が原因です。主な原因は次の3つが考えられます。
対処法①KB5120998をアンインストールする
最も確実な対処法は、原因となっている更新プログラムを取り除くことです。KB5120998は「プレビュー」扱いの任意更新(オプション更新)のため、削除しても8月の月例セキュリティ更新の内容が失われることはありません。
対処法②マウスカーソルの設定を手動でやり直す
更新プログラムを削除しなくても、カーソルの設定を手動でやり直すことで見た目が改善する場合があります。


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