【今すぐ更新を!】Chrome 155で脆弱性247件を修正|緊急4件の中身と更新方法

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Chrome 155で脆弱性247件を修正|緊急4件の中身と更新方法 セキュリティ・プライバシー

「Chromeを開いたら右上に『更新』や『再起動』のボタンが出ている…これって押して大丈夫?」と気になっていませんか。

2026年10月6日から、Google Chromeの新しいバージョン「Chrome 155」の配信が本格的に始まりました。今回の更新ではセキュリティ上の欠陥(脆弱性)が247件もまとめて修正されていて、そのうち4件は最も危険度が高い「Critical(緊急)」と評価されています。

この記事では、Chrome 155で何が直ったのかをやさしく解説し、自分のChromeが最新かどうかの確認方法と更新のやり方、うまく更新できないときの対処法までまとめます。パソコンに詳しくない方でも5分で終わる内容です。

まず試してほしいこと:バージョンが「155」になっているか確認

最初に、今使っているChromeのバージョンを確認しましょう。

1. Chromeの右上にある「︙」(縦の点3つ)をクリックします。

2. 「ヘルプ」→「Google Chrome について」の順にクリックします。

3. 表示されたバージョン番号を確認します。Windows・Macでは「155.0.8059.39」以上(Windowsは .40 の場合もあります)になっていれば、今回の修正は適用済みです。

数字が「154」以下なら、この画面を開いた時点で自動的に更新のダウンロードが始まります。終わったら「再起動」ボタンを押せば完了です。

Chrome 155で修正された内容

今回修正された247件の内訳は、危険度の高い順に緊急(Critical)4件・高(High)53件・中(Medium)122件・低(Low)68件です。1回の更新としてはかなり多い数です。

緊急(Critical)の4件はどんな問題?

緊急と評価された4件は、どれも「解放後使用(Use-After-Free)」と呼ばれる種類の欠陥です。これは、プログラムが「もう使い終わって片付けたはずのメモリ(作業場所)」を誤ってもう一度使ってしまう不具合のことで、悪用されると細工されたWebページを開いただけで、パソコン上で不正なプログラムを動かされるおそれがあります。

修正された場所は、Chromecast(テレビへの画面転送機能)、ブラウザ本体、ページの移動(ナビゲーション)を処理する部分、動画・音声の字幕などを扱う「Track」という部分の4か所です。そのうち2件は、AI企業Anthropicの研究者がAI(Claude)の支援を受けて見つけたものとして報告されています。

危険度「高」の主な修正

危険度「高」の53件には、サイトごとに処理を分けて安全性を保つ「サイト分離(Site Isolation)」の弱点のほか、自動入力(オートフィル)、アドレスバー、翻訳機能、画面描画を担当する「ANGLE」などの修正が含まれます。パスワードや住所の自動入力など、普段何気なく使っている機能にも関係しています。

なお、2026年10月12日時点では、これらの欠陥が実際の攻撃に使われた(悪用された)という発表はありません。ただし、詳しい内容は多くの人が更新を終えるまで非公開にされているので、攻撃方法が知られる前に更新しておくのが一番の対策です。

Chromeを最新版に更新する方法

対処法①「Google Chrome について」から手動で更新する

Chromeは基本的に自動で更新されますが、配信は少しずつ行われるため、まだ届いていないパソコンもあります。手動で確認すれば、すぐに最新版にできます。

1. Chromeの右上の「︙」をクリックします。

2. 「ヘルプ」→「Google Chrome について」をクリックします。

3. 「更新しています」と表示されたら、そのまま待ちます。

4. 「ほぼ完了しました」と表示されたら「再起動」をクリックします。

開いていたタブは再起動後に自動で元に戻ります。入力途中のフォームなどがある場合は、先に送信や保存を済ませてから再起動しましょう。

対処法②「再起動」ボタンを放置しない

右上に「更新」(緑・オレンジ・赤の表示)が出ている場合、更新プログラムはダウンロード済みで、Chromeを再起動するまで適用されません。Chromeを閉じずにパソコンをスリープで使い続けていると、何日も古いバージョンのままになることがあります。ボタンが出ていたら、早めに押して再起動しましょう。

対処法③ 更新でエラーが出るときはパソコンを再起動する

「更新中にエラーが発生しました」や「更新を確認できませんでした」と表示される場合は、次の順に試してください。

1. Chromeを完全に閉じ、パソコン自体を再起動してから、もう一度「Google Chrome について」を開きます。

2. セキュリティソフトが更新をブロックしていないか確認します。一時的に保護を止める場合は、更新後に必ず元に戻してください。

3. それでも直らない場合は、Google公式サイト(google.com/chrome)から最新版をダウンロードして上書きインストールします。ブックマークやパスワードは、Googleアカウントで同期していれば消えません。

対処法④ Microsoft Edgeなども確認する

Microsoft EdgeもChromeと同じ「Chromium」という仕組みで作られているため、同じ欠陥の修正が順次配信されます。Edgeを使っている方は、右上の「…」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edge について」を開いて、更新があれば適用しておきましょう。

対処法⑤ 使っていない拡張機能を見直す

ブラウザを最新にしても、怪しい拡張機能(追加機能)が入っていると情報を抜き取られることがあります。アドレスバーにchrome://extensionsと入力して拡張機能の一覧を開き、覚えのないものや使っていないものは「削除」しておくと安心です。

📖 パスワードの安全が気になる方へ:パスワードを入力せずに安全にログインできる「パスキー」の設定方法をまとめています → Windows11でパスキーを設定する方法

まとめ

Chrome 155では、緊急4件を含む247件の脆弱性が修正されました。「︙」→「ヘルプ」→「Google Chrome について」を開き、バージョンが155.0.8059.39以上になっていれば対応済みです。

更新ボタンが出ているのに再起動していない方は、今のうちに再起動しておきましょう。エラーで更新できない場合は、パソコンの再起動や公式サイトからの再インストールで解決できることがほとんどです。

Chromeは今後も数週間ごとに更新されます。右上に「更新」の表示が出たら早めに再起動する習慣をつけておくと、新しい危険から身を守りやすくなります。

📖 関連記事:Chromeのゼロデイ脆弱性CVE-2026-85046とv152への更新方法 / Chrome151の緊急アップデート(Chromoting) / Chromeの右下に出る広告通知の消し方

よくある質問

Chrome 155に更新されているかはどこで確認できますか?

Chrome右上の「︙」→「ヘルプ」→「Google Chrome について」を開くと確認できます。Windows・Macでバージョンが155.0.8059.39以上なら、今回の修正は適用済みです。

Chrome 155ではどんな脆弱性が修正されたのですか?

合計247件で、緊急4件・高53件・中122件・低68件です。緊急の4件はいずれも「解放後使用(Use-After-Free)」という種類の欠陥で、Chromecast・ブラウザ本体・ナビゲーション・Trackの4か所が修正されました。

更新したのに古いバージョンのままなのはなぜですか?

更新プログラムはダウンロード済みでも、Chromeを再起動するまで適用されません。右上に「更新」と表示されていたらクリックして再起動してください。エラーが出る場合はパソコン自体を再起動してから再度確認します。

Microsoft Edgeも更新したほうがいいですか?

はい。EdgeもChromeと同じChromiumという仕組みで作られているため、同じ欠陥の修正が順次配信されます。「…」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edge について」から更新を確認しましょう。

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