【プライム感謝祭2026】パソコン関連は何を買うべき?SSD・メモリ高騰中の見極め方

おすすめ・比較

「プライム感謝祭でSSDやパソコンを買いたいけど、今って高いんじゃないの?」「セール価格なら本当にお得なの?」と迷っていませんか。

2026年はAI向けの需要が急増した影響で、メモリ・SSD・パソコン本体の値段が大きく上がっています。そのため、いつものセールと同じ感覚で「割引率が高いから買う」と選ぶと、実は普段より高い値段で買ってしまうこともあります。

この記事では、10月に開催されるAmazonのプライム感謝祭2026に向けて、パソコン関連で「今買っていいもの」と「待ったほうがいいもの」を、最新の価格データをもとにわかりやすく整理しました。セール当日に慌てないよう、事前チェックにお役立てください。

プライム感謝祭2026はいつ?まず押さえておきたいこと

Amazonは2026年9月15日に、プライム感謝祭を2026年10月に開催すると発表しました。記事執筆時点(9月24日)では具体的な日程は「順次お知らせ」となっています。

参考までに、2025年のプライム感謝祭は先行セールが10月4日から、本番が10月7日〜10日でした。今年も10月上旬〜中旬の開催が予想されるので、欲しい商品は今のうちに「ほしい物リスト」に入れておくと、値下がりを見逃しにくくなります。

なお、プライム感謝祭はプライム会員限定のセールです。初めて登録する人は30日間の無料体験中でもセールに参加できます。

まず結論:パソコン関連の「買い・待ち」早見表

先に結論をまとめます。細かい理由はこのあと1つずつ説明します。

商品判定理由
NVMe SSD(Gen4・1TB)◎ 買っていい価格が横ばいで安定。セール割引がそのまま得になりやすい
外付けSSD・USBメモリ○ 必要なら買いバックアップ用は「困ってから」では遅い。割引があれば買い時
マウス・キーボード・ケーブル類◎ 買っていいメモリ高騰の影響が小さく、セールで素直に安くなる
SATA SSD(定番ブランド)× 待つ・別製品に8月から約3倍に高騰。割引されても割高の可能性大
増設メモリ(DDR5など)△ 必要な人だけ高止まりが続く。今困っていなければ見送りも選択肢
ノートパソコン本体○ 必要なら買い「待てば安くなる」状況ではない。構成を妥協しすぎないこと

なぜ今、パソコン関連の値段が高いのか

セールで損をしないためには、「なぜ高いのか」を知っておくことが大切です。主な原因は次の3つです。

原因1:AIサーバー向けにメモリ・SSDが大量に使われている
生成AIを動かすデータセンターが、メモリやSSD(データを保存する部品)を大量に買い集めています。メーカーは利益の大きいサーバー向けを優先するため、一般向けの製品が品薄になっています。

原因2:一部メーカーが一般向け製品から撤退した
定番SSD「Crucial(クルーシャル)」ブランドを持つMicronは、2026年2月で一般向けSSDの出荷を終了しました。人気の定番品が減ったことで、残った製品に買い手が集中しています。

原因3:パソコン本体にも値上がりが波及している
JEITA(電子情報技術産業協会)の統計をもとにしたPC Watchの集計では、国内パソコンの平均単価は2026年4月に約14万円まで上がりました。VAIOなど国内メーカーも価格改定を発表しています。

つまり今は「セールで少し安くなっても、1年前の通常価格より高い」ということが珍しくありません。割引率ではなく「実際の値段」で判断するのが、今年のセールのコツです。

買っていいもの①NVMe SSD(Gen4・1TB)

パソコンの中に取り付けるNVMe SSD(M.2という細長い形の高速SSD)のうち、主流の「PCIe Gen4・1TB」は比較的おすすめできます。

ゲーミングスタイルの調査(2026年9月20日時点)によると、NVMe Gen4 1TBの実勢価格は約2万5,000円〜3万5,000円で、9月初めからほぼ横ばいです。値段が落ち着いている商品は、セールの割引がそのまま「お得」につながりやすいのがポイントです。

一方で、2TBモデルは9月に入って上位モデルが約25%値上がりしています。2TBが必要な人は、セール価格が今の相場より本当に安いかを必ず確認してから買いましょう。

SSDの相場や規格の違いをもっと詳しく知りたい方は、SSD/NVMeはいつまで高い?最新価格と買い時の見極め方もあわせてご覧ください。

買っていいもの②外付けSSD・USBメモリなどのバックアップ用品

パソコンのデータを守るための外付けSSDやUSBメモリも、必要な人にとっては買い時です。

2026年9月のWindows更新(KB5124008)では、Windows標準のバックアップ機能「ファイル履歴」が動かなくなる不具合も起きました。パソコンが急に壊れてから慌てて買うと、セール以外の高い値段で買うことになります。「まだバックアップを取っていない」という方は、このセールで1台用意しておくと安心です。

容量の選び方やおすすめモデルは、Windows 11におすすめの外付けSSD5選で詳しく紹介しています。

買っていいもの③マウス・キーボード・ケーブルなどの周辺機器

マウスやキーボード、USBハブ、HDMIケーブル、Webカメラなどの周辺機器は、メモリやSSDの高騰の影響をほとんど受けていません。そのため、セールでは素直に値下がりしやすいジャンルです。

特にAnker・エレコム・ロジクールなどの定番メーカー品は、プライム感謝祭の目玉になりやすい傾向があります。「今使っているマウスの調子が悪い」「ケーブルが足りない」といった小さな不満は、このタイミングでまとめて解消するのがおすすめです。

待つべきもの①SATA SSDの定番ブランド品

今いちばん注意したいのが、2.5インチ型の「SATA SSD」です。古いノートパソコンのHDDをSSDに交換(換装)するときによく使われるタイプです。

Samsung 870 EVOやCrucial MX500といった定番品の1TBモデルは、8月には1万7,000円〜1万9,000円ほどでしたが、9月20日時点では約5万円〜6万5,000円まで上がっています。およそ3倍です。仮にセールで20%引きになっても、8月の値段よりずっと高いままです。

同じSATA SSDでも、CFDやSilicon Powerなどの廉価ブランドは1TBで2万円前後に収まっています。換装が今すぐ必要なら、定番ブランドにこだわらず廉価ブランドを選ぶのが現実的です。急ぎでなければ、無理に今買う必要はありません。

待つべきもの②増設メモリ(今困っていない人)

パソコンの動作を速くする増設メモリも、高値が続いています。AKIBA PC Hotline!の調査では、2026年9月後半のDDR5メモリ16GB×2枚組は特価でも約5万円でした。

「メモリが足りなくて仕事にならない」という人以外は、今回は見送るのも1つの判断です。増設する場合は、買う前に自分のパソコンに合う規格を必ず確認してください。確認方法は自分のPCに取付できるメモリの最大容量と規格を確認する方法で解説しています。DDR4とDDR5の違いはDDR4・DDR5の違いとおすすめメモリの選び方をご覧ください。

ノートパソコン本体は「必要なら買い」

パソコン本体は、部品の高騰がそのまま価格に反映されています。専門メディアでも「待っても安くならない」という見方が多く、買い替えが必要な人は、セールで少しでも安く買うのが良い選択です。

ただし、値段を下げるためにメモリやSSDの容量を削りすぎたモデルには注意してください。一般的な使い方でも、メモリ16GB・SSD 512GB以上あると長く快適に使えます。安さだけでメモリ8GBのモデルを選ぶと、結局早く買い替えることになりかねません。

予算別の選び方は後悔しないノートパソコンの選び方とおすすめモデル、中古で安く買いたい方は中古PCでWindows 11は大丈夫?安全に買うための選び方ガイドも参考にしてください。

セールで損しないための見極めポイント5つ

1. 割引率ではなく「今の相場」と比べる
「参考価格より50%OFF」と書かれていても、参考価格自体が高く設定されていることがあります。価格.comの価格推移グラフなどで、ふだんの値段と比べてから判断しましょう。

2. 事前に「ほしい物リスト」に入れておく
セール前に商品を登録しておけば、値下がりしたときに気づきやすくなります。セール当日に一から探すと、勢いで余計なものを買いがちです。

3. 販売元と発送元を確認する
品薄の商品ほど、相場より高い値段をつけた出品者や、正規品か分からない出品が増えます。「Amazon.co.jpが販売・発送」または公式ストアのものを選ぶと安心です。

4. 規格・対応機種を必ず確認する
SSDなら「M.2 NVMe」か「2.5インチSATA」か、メモリなら「DDR4」か「DDR5」か、ノート用(SO-DIMM)かデスクトップ用かで、取り付けられるかどうかが変わります。

5. ポイントアップキャンペーンもあわせて使う
プライム感謝祭では、エントリーが必要なポイントアップキャンペーンが実施されることが多いです。高い買い物ほど還元の差が大きくなるので、忘れずにエントリーしておきましょう。

まとめ

2026年のプライム感謝祭は、パソコン関連の値段が全体的に高い中でのセールになります。NVMe SSD(Gen4・1TB)や周辺機器、バックアップ用の外付けSSDは買っていいもの、SATA SSDの定番ブランドや、今困っていないメモリ増設は待つもの、と覚えておくと判断しやすくなります。

パソコン本体は「待てば安くなる」状況ではないため、買い替えが必要な人はセールを上手に使いましょう。その際は割引率だけに目を奪われず、相場との比較・規格の確認・販売元のチェックを忘れないことが大切です。

「今のパソコンを修理して使い続けるか、買い替えるか」で迷っている方は、パソコンが故障したら?修理と買い替え、どちらが得か判断する5つの基準もあわせて読んでみてください。

※価格は記事執筆時点(2026年9月下旬)の調査データをもとにしています。セール価格や在庫は変動するため、購入前に最新の価格をご確認ください。

📖 関連記事:新しいパソコンに買い替えたらデータを移行する3つの方法 / CrystalDiskInfoでSSD・HDDの健康状態を確認する方法 / グラフィックボードが2026年に高騰する理由と今買うべきか

よくある質問

2026年のプライム感謝祭はいつ開催されますか?

Amazonは2026年10月に開催すると発表しています。具体的な日程は順次発表される予定です。参考として、2025年は先行セールが10月4日から、本番が10月7日〜10日に開催されました。

プライム感謝祭でSSDは買っても大丈夫ですか?

NVMe SSD(PCIe Gen4・1TB)は価格が横ばいで安定しているため、セールで割引されていれば買ってよいでしょう。一方、SamsungやCrucialなど定番ブランドのSATA SSDは8月から約3倍に値上がりしているため、割引されても割高な可能性があります。

メモリはいつ安くなりますか?

AIサーバー向けの需要が続いているため、すぐに値下がりする見込みは立っていません。2026年9月後半でもDDR5 16GB×2枚組は特価で約5万円です。今メモリ不足で困っていない方は、無理に増設せず見送るのも1つの判断です。

セール価格が本当に安いかはどうやって確認すればいいですか?

「参考価格より○%OFF」という表示だけで判断せず、価格.comの価格推移グラフなどでふだんの値段と比べるのがおすすめです。あわせて、販売元・発送元が「Amazon.co.jp」や公式ストアかどうかも確認しましょう。

コメント