「11月のWindows Updateで何か変わるの?」「更新したらパソコンの調子が悪くならないか心配」と気になっていませんか。月例更新は自動で入るので、何が来るのか分からないまま再起動を迎える方も多いと思います。
この記事では、2026年11月のWindows 11 アップデートの配信日と、10月末のプレビュー更新で先に配信された新機能・修正、今わかっている既知の問題、更新前にやっておく準備をまとめます。
11月の月例更新はいつ?対象のバージョンは?
11月の月例更新(毎月第2火曜に配信されるセキュリティ更新)は、米国時間2026年11月10日(火)、日本時間では11月11日(水)の未明〜朝に配信される予定です。11月1日が日曜日なので、第2火曜日は10日になります。

中身の大部分は、10月28日(日本時間29日)に配信されたオプションのプレビュー更新KB5127936(25H2はOSビルド26200.9818、26H2は26300.9818)と同じになる見込みです。プレビュー更新は「入れたい人だけが入れる先行版」で、通常はその内容が翌月の月例更新でセキュリティ修正と一緒に全員へ配信されます。11月の更新のKB番号と正式な内容は、配信日にMicrosoftのサポートページで公開されます。
対象はWindows 11の25H2と26H2です。Microsoftは2026年10月のリリースから、セキュリティ以外のプレビュー更新を25H2と26H2だけに提供すると案内しています。24H2のパソコンには、ここで紹介する新機能のプレビュー更新は届きません。
11日以降は、何もしなくても数日のうちに自動で入ります。早く入れたい場合は、設定のWindows Updateで「更新プログラムのチェック」を押してください。

11月の更新で来る見込みの新機能・修正
ここで紹介するのは、すべてプレビュー版(KB5127936)で先に配信された内容です。新機能の多くは「段階的なロールアウト」で順番に有効になるため、更新直後に見当たらなくても故障ではありません。
1つ目は、右クリックメニューのカスタマイズです。エクスプローラーの右クリックメニューが、より速く開いてすっきりした新しいデザインになります。メニュー下部の「メニューのカスタマイズ」から、「送る」や「ショートカットの作成」の表示・非表示、「印刷」の追加、切り取り・コピーなどをアイコン列ではなく文字のメニューで表示する設定ができます。何も設定しなければ既定の表示のまま使えます。設定の手順は新しい右クリックメニューのカスタマイズ方法で詳しく紹介しています。
2つ目は、クラウドの再構築です。Windowsが起動しないときなどに、Windows Updateからダウンロードした Windows 11 とドライバーで再インストールできる新しい回復の方法で、USBメモリは要りません。設定の「システム」→「回復」の「PCの再構築」や、回復環境(WinRE)から始めます。ネット接続が必要で、ファイルは削除される仕組みなので、使う前のバックアップが必須です。
3つ目は、エクスプローラーと自動再生の改良です。エクスプローラーの検索結果で名前・場所・日付が同じ並びで表示され、アドレスバーに「~」と入力するとユーザーフォルダーへすぐ移動できます。スマホやUSBメモリをつないだときの自動再生の画面も新しくなり、ダークモードに対応します。
4つ目は、直る不具合です。管理者ではないユーザーのリモートデスクトップ接続がエラー0xC000000Dで失敗する問題、スマートアプリコントロールをオンに戻せない(グレー表示になる)問題、一部のAMD製グラフィックスでHDMIやDisplayPortから音が出ない問題などが修正されています。
先月(10月)の月例更新でどんな変更があったかは、10月更新KB5127648で何が変わった?にまとめています。
今わかっている既知の問題
2026年10月31日時点で、Microsoftの「Windows リリース正常性」とKB5127936のページに載っている、まだ解決していない問題は次のとおりです。
USBオーディオ機器で音が出ない・コード10が出る問題:2026年9月8日のセキュリティ更新以降、一部の「USB Audio Class 1.0」対応のUSBスピーカーなどで、デバイスマネージャーに「このデバイスを起動できません(コード10)」と出る、音が出ない、音量の操作が効かないといった症状が出ることがあります。Microsoftは9月14日の臨時更新KB5129195で8チャンネル・3Dオーディオでの症状を直しましたが、残りの症状は「対応中」のままです。
セキュアブート証明書の期限切れについて:セキュアブート(起動時の安全確認)の証明書は2026年6月から期限切れが始まり、新しい証明書がWindows Update経由で順番に配られています。まだ受け取っていないパソコンも通常どおり起動し、更新も入り続けると案内されています。
配信日に新しい既知の問題が追加されることもあるので、更新後に気になる症状が出たらリリース正常性のページを確認してください。
更新前にやっておく準備
準備①:復元ポイントを作る。更新後に不調が出たとき、更新前の状態に戻せる「復元ポイント」を作っておくと安心です。作り方は「システムの復元」と復元ポイントの作成で紹介しています。
準備②:大事なファイルをバックアップする。写真や仕事の書類は、OneDriveや外付けのSSD・HDDにコピーしておきます。復元ポイントは個人ファイルを守るものではないので、別に保存しておくのが基本です。
準備③:空き容量を確保する。月例更新のダウンロードとインストールには、Cドライブにある程度の空きが必要です。設定の「システム」→「ストレージ」で、Cドライブの空きが少ないときは一時ファイルを削除しておきましょう。
準備④:プレビュー版を今すぐ入れるか決める。新機能を早く使いたい方や上の不具合で困っている方は、11日を待たずにKB5127936を入れられます。急がない方は11日を待てば同じ内容が入ります。入れるかどうかの目安はプレビュー更新KB5127936で何が変わった?で詳しく解説しています。今すぐ入れる場合の手順は次のとおりです。
1. スタートメニューから「設定」を開きます。

2. 左のメニューで「Windows Update」を選びます。

3. 「詳細オプション」をクリックします。

4. 「オプションの更新プログラム」を開き、KB5127936があればチェックを入れて「ダウンロードしてインストール」を押します。終わったら再起動します。

準備⑤:すぐに入れたくない人は一時停止する。大事な作業や締め切りが控えていて、11日に更新や再起動が入ると困る方は、更新を一時停止できます。ただしセキュリティ修正も止まるので、落ち着いたら必ず再開してください。
1. 「設定」を開き、左のメニューで「Windows Update」を選びます(上の手順1〜2と同じです)。
2. 「更新の一時停止」の横にある期間(「1週間一時停止する」など)を選びます。再開したいときは、同じ画面の「更新の再開」を押します。

更新後に不調が出たら
更新後に音が出ない・動作が重いなどの不調が出たら、まず1回再起動し、直らなければどの更新が入ったかを確認します。
1. 「設定」→「Windows Update」を開き、「更新の履歴」を選びます。11月11日以降の日付で入った更新のKB番号をメモしておきます。

2. 確認したKB番号で、Microsoftのサポートページとリリース正常性に同じ症状が載っていないか調べます。載っていれば、回避策や修正の予定が書かれています。
不調が続いて仕事や生活に差し支える場合は、入った更新をいったんアンインストールして元に戻し、修正版を待つ方法もあります。
📖 更新後に調子が悪くなった方へ:入った更新を外して元に戻す手順を画像付きでまとめています → 問題のあるWindows更新プログラムをアンインストールする方法
まとめ
Windows 11の11月の月例更新は、日本時間2026年11月11日(水)に配信される予定です。中身は10月28日のプレビュー更新KB5127936とほぼ同じ見込みで、右クリックメニューのカスタマイズ、クラウドの再構築、エクスプローラーの改良、リモートデスクトップやスマートアプリコントロールの不具合修正などが全員に届きます。
更新前に、復元ポイントの作成・ファイルのバックアップ・空き容量の確認だけはしておきましょう。USBオーディオ機器の問題はまだ修正中なので、該当する機器を使っている方は更新後の動作を確認し、不調が続くときはアンインストールで元に戻して修正を待つのが安全です。
📖 関連記事:Windowsアップデート後の不具合・対処法5選
📖 関連記事:Windows Updateが失敗するときの完全対処ガイド
📖 関連記事:Windows 11の拡大鏡の使い方と新機能 / 10月26日の緊急更新KB5134133とは? / Windows 11 26H2は今すぐ入れるべき?
よくある質問
2026年11月のWindows 11の月例更新はいつ配信されますか?
米国時間2026年11月10日(火)、日本時間では11月11日(水)に配信される予定です。11月の更新のKB番号と正式な内容は、配信日にMicrosoftのサポートページで公開されます。
11月の更新ではどんな機能が追加されますか?
10月28日のプレビュー更新KB5127936で先に配信された、右クリックメニューのカスタマイズ、クラウドの再構築、エクスプローラーの改良などが届く見込みです。新機能は段階的に有効になるため、更新直後に表示されないこともあります。
プレビュー更新KB5127936は今すぐ入れたほうがいいですか?
新機能を早く使いたい方や、修正された不具合で困っている方は入れてもかまいません。急がない方は、11月11日の月例更新を待てば同じ内容がセキュリティ修正と一緒に入ります。
更新後にパソコンの調子が悪くなったらどうすればいいですか?
まず再起動し、Windows Updateの「更新の履歴」で入った更新のKB番号を確認します。それでも直らない場合は、更新をアンインストールして元に戻し、修正を待つ方法があります。
参考にした公式情報
2026年10月28日 — KB5127936(OSビルド26300.9818および26200.9818)プレビュー(Microsoft サポート):11月の月例更新に先行して配信された新機能・修正と、既知の問題(USBオーディオ)が書かれています。
Windows 11 バージョン25H2 の既知の問題(Windows リリース正常性・英語):25H2の既知の問題と、解決済み・対応中の状況が一覧で確認できます。

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